NY見通し-FOMC結果公表やウォーシュFRB議長の発言に注目

NY見通し-FOMC結果公表やウォーシュFRB議長の発言に注目

 今晩は金融政策に注目。前日のNY株式市場はダウ平均が328.64ドル高と4営業日続伸し、連日で過去最高値を更新した。米イランの和平合意を背景とした原油相場の急落を受け、インフレ懸念が和らぐとの期待から金融など景気敏感株に買いが広がった。一方で、ナスダック総合指数は1.15%安と4営業日ぶりに反落。これまで市場をけん引してきた半導体株などのハイテク銘柄に利益確定売りが強まり、相場全体の重石となった。機関投資家が運用のベンチマークとするS&P500も下落して終了し、主要3指数が高安まちまちの展開となった。

 

 今晩のNY株式市場は、取引時間午後に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)で、新体制となったケビン・ウォーシュ議長のもとで金融政策がどう示されるかに注目が集まっている。今会合では政策金利の据え置きが確実視されているが、今後の金融政策を巡り、これまで通りメンバーの金利見通し(ドットプロット)が示されるか否かや、ウォーシュ議長の記者会見での発言が注目される。また、経済指標では小売売上高や住宅関連統計の発表が予定されており、これらが米経済の底堅さを示すかどうかにも要注目となる。

 

 今晩の米経済指標・イベントはFOMC結果公表、ウォーシュFRB議長会見のほか、5月小売売上高、MBA住宅ローン申請指数、4月中古住宅販売仮契約指数など。企業決算は寄り前にジャビル、カーマックスが発表予定。(執筆:6月17日、14:00)