NY見通し-今晩はハイテク株を中心に堅調か 経済指標は4月小売売上高など

NY見通し-今晩はハイテク株を中心に堅調か 経済指標は4月小売売上高など

 今晩はハイテク株を中心に堅調か。昨日は前日の米4月消費者物価指数(CPI)に続いて米4月生産者物価指数(PPI)も予想を上回る伸びとなったことでインフレ高進懸念から幅広い銘柄が下落したものの、半導体のエヌビディアなどハイテク株の一角が上昇し、相場をけん引した。ダウ平均が67.36ドル安(-0.14%)と4日ぶりに反落した一方、ナスダック総合は1.20%高と反発し、取引時間中と終値の史上最高値を更新した。機関投資家が運用のベンチマークとするS&P500も反発し、史上最高値を更新した。半導体株はマイクロン・テクノロジーが4.83%高、エヌビディアが2.29%高となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.57%高となった。引け後の動きでは予想を上回る決算やガイダンスを発表したシスコシステムズが時間外で20%高と急伸した。

 

 今晩は足もとのAIラリーの継続が期待されるほか、シスコシステムズの大幅高も見込まれることからハイテク株を中心に堅調な展開が続きそうだ。国際関係では、北京でのトランプ米大統領と習近平国家主席との会談で、イラン情勢を巡るヘッドライン・ニュースに要注目となる。経済指標では新規失業保険申請件数、4月小売売上高が発表予定で、足もとの雇用や個人消費動向が注目される。

 

 今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、4月小売売上高のほか、4月輸入物価、3月企業在庫など。企業決算は引け後にアプライド・マテリアルズが発表予定。(執筆:5月14日、14:00)