今晩は4月雇用統計に注目。昨日はダウ平均が313.62ドル安(-0.63%)、ナスダック総合が0.13%安とともに3日ぶりに反落した。ナスダック総合は朝方に0.76%高まで上昇し、取引時間中の史上最高値を更新したものの、米・イランの和平交渉を巡る不透明感が再び強まり、原油相場が安値から反発したことや、足もとで上昇が続いた半導体株などが下落したことが重しとなった。週初来ではダウ平均が0.20%高と小幅ながら2週続伸ペースとなり、ナスダック総合は2.75%高と5週続伸ペースとなった。
今晩は米国とイランの紛争終結を巡る不透明感や、それを受けてアジア時間で原油相場が上昇していることが重しとなることが予想される一方で、トランプ米大統領が停戦の維持を示唆していることで米・イラン紛争の終結期待が相場の下支えとなりそうだ。米経済指標では4月雇用統計が発表予定で、非農業部門雇用者数(NFP)や失業率、平均賃金などが注目される。4月雇用統計の市場予想は、NFPが6.2万人増、失業率が4.3%、平均賃金が前月比+0.3%、前年比+3.8%で、NFPが前月の17.8万人増から鈍化し、失業率は前月から横ばいが見込まれている。4月中旬からスタートした企業の第1四半期決算発表が総じて強い結果となっており、労働市場の大幅悪化や過熱を示す結果とならなければ、安心感が広がりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは4月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)のほか、5月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値など。企業決算は寄り前にセリディアン、パシフィックパワー&ライトなどが発表予定。(執筆:5月8日、14:00)
