今週のNY市場はイラン情勢、マグニフィセント・セブンの決算発表、パウエルFRB議長記者会見に注目。先週はダウ平均が0.44%安と4週ぶりに反落した一方、ナスダック総合が1.50%高と4週続伸した。米国とイランの和平協議進展への不透明感が強まったほか、それを受けた原油相場の上昇が相場の重しとなった一方、インテルが予想を上回る決算や楽観的な見通しが好感され急伸し、その他の半導体株も軒並み高となったことが相場を押し上げた。ナスダック総合は21日から4日連続で取引時間中の史上最高値を更新し、終値でも22日と24日に最高値を更新。機関投資家が運用のベンチマークとするS&P500も取引時間中と終値の史上最高値を更新した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は24日まで18連騰を記録し、連日で史上最高値を更新。週間で10.02%高となった。
今週はイラン情勢が引き続き注目されるほか、メタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コム、アルファベット、マイクロソフト、アップルなどのマグニフィセント・セブン銘柄の決算発表や、水曜日に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)や、その後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が注目される。決算発表はS&P500採用の180銘柄以上が発表予定で、SOX指数が18連騰を記録し、連日で史上最高値を更新する中、マイクロソフトやアマゾン、アルファベットの決算やガイダンスがAIラリーの持続性を左右することになりそうだ。FOMCでは政策金利の据え置きが予想されているが、最後となる予定のパウエルFRB議長の記者会見で今後の金融政策やFRBの独立性についての発言が注目される。
今晩の米経済指標・イベントは4月ダラス連銀製造業景況指数など。企業決算は寄り前にベライゾン・コミュニケーションズ、ドミノ・ピザ、引け後にニューコアなどが発表予定。(執筆:4月27日、14:00)
