NY見通し-もみ合いか 経済指標は3月生産者物価指数(PPI)など

NY見通し-もみ合いか 経済指標は3月生産者物価指数(PPI)など

 今晩はもみ合いか。昨日はダウ平均が301.68ドル高(+0.63%)と反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.23%高と9営業日続伸した。米・イラン戦争の長期化見通しから下落してスタートしたが、パキスタンなどの仲介国が両国との協議を継続すると米ニュース・サイトのアクシオスが報じたほか、トランプ米大統領が「相手から連絡があった」「彼らは非常に強く合意を望んでいる」と発言したことで紛争終結期待が高まった。NY原油先物価格は先週末の1バレル96ドル台から一時105ドル台まで上昇したが、99ドル台で終了した。

 

 今晩はもみ合いか。米国とイランの紛争終結期待が引き続き支援となることが期待されるほか、NY原油先物もアジア時間で96ドル台での推移となっていることも米株の追い風となりそうだ。ただ、米・イラン協議の行方は依然不透明で上値も限定的か。経済指標ではインフレや利下げ見通しを巡り3月生産者物価指数(PPI)が注目される。前年比+4.6%と2月の+3.4%から上昇が見込まれ、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPPIも前年比+4.1%と2月の+3.9%から上昇が予想されている。予想を大きく上回る高い伸びとなれば、利下げ期待の後退利上げ懸念が相場の重しとなりそうだ。

 

 今晩の米経済指標・イベントは3月生産者物価指数(PPI)のほか、3月NFIB中小企業楽観度指数など。企業決算は寄り前にシティグループJPモルガン・チェースウェルズ・ファーゴブラックロックジョンソン・エンド・ジョンソンなどが発表予定。(執筆:4月14日、14:00)