NY見通し-週末の米・イラン直接協議を控え、様子見か

NY見通し-週末の米・イラン直接協議を控え、様子見か

 今晩は様子見か。昨日はダウ平均が275.88ドル高(+0.58%)と2日続伸し、ナスダック総合も0.83%高と7営業日続伸した。前日に大幅高となったことや、イスラエルがレバノンの攻撃を継続したことで米国とイランの和平交渉への不透明感から軟調にスタートしたが、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、レバノンとの直接交渉開始に合意したとの報道を受けて米・イラン和平交渉への期待が再び高まった。NY原油先物価格は前日の1バレル94ドル台から一時102ドル台まで上昇したが、97ドル台で終了した。

 

 今晩は様子見か。米国が2週間の停戦で合意したものの、イスラエルによるレバノンへの攻撃継続などを理由にイランがホルムズ海峡封鎖を続けているほか、11日土曜日に米国とイランがパキスタンで直接協議に臨むことで、協議結果待ちの展開となりそうだ。経済指標では、寄り前に発表される3月消費者物価指数(CPI)に注目が集まる。3月CPIは前月比+0.9%、前年比+3.3%と、それぞれ2月の+0.2%、+2.5%から上昇が見込まれ、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIも前月比+0.3%、前年比+2.7%と、前月分の+0.2%、+2.5%から上昇が予想されている。予想を上回る伸びとなればインフレ高進懸念利下げ期待の後退が相場の重しとなりそうだ。

 

 今晩の米経済指標・イベントは3月消費者物価指数(CPI)のほか、2月製造業新規受注、4月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:4月10日、14:00)