NY見通し-対イラン軍事作戦終了期待で堅調か

NY見通し-対イラン軍事作戦終了期待で堅調か

 今晩は堅調か。昨日はダウ平均が49.50ドル高(+0.11%)と3営業日ぶりに小幅反発した一方、ナスダック総合は0.73%安と3営業日続落した。トランプ米大統領の発言を受けて米国とイランの紛争終結期待が高まったことで上昇してスタートしたが、紛争終結の先行き不透明感から原油相場が再び上昇したことや、半導体などのハイテク株の下落が相場の重しとなった。引け後の動きでは、トランプ米大統領が、ホルムズ海峡が封鎖されたままでも対イラン軍事作戦を終了する用意があると側近に伝えたとウォールストリート・ジャーナルが報じたことで、時間外のNY原油先物相場は1バレル102-103ドル台で落ち着いた動きとなっている。

 

 今晩は米国とイランの紛争終結期待や、原油相場の落ち着きを背景に、堅調な展開か。ただ、米国が対イラン軍事作戦を終了したとしても、ホルムズ海峡の閉鎖が続く限り原油相場の先高観が続くことで、上値も重い展開となりそうだ。経済指標では3月消費者信頼感指数、2月JOLTS求人件数などが発表予定で、足もとで原油やガソリン価格が上昇する中、足もとの消費者心理雇用動向が注目される。

 

 今晩の米経済指標・イベントは3月消費者信頼感指数、2月JOLTS求人件数のほか、1月月次住宅価格、1月S&Pケースシラー住宅価格指数、3月シカゴ地区購買部協会景気指数など。このほか、バー米連邦準備理事会(FRB)理事の討論会参加や、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、グールズビー米シカゴ連銀総裁の講演なども予定されている。企業決算は寄り前にマコーミック、ファクトセット・リサーチ、AES、引け後にナイキなどが発表予定。(執筆:3月31日、14:00)