NY見通し-原油相場を睨んだ神経質な展開か

NY見通し-原油相場を睨んだ神経質な展開か

 今晩は神経質な展開か。昨日はダウ平均が289.24ドル安(-0.61%)と2日続落した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.08%高と小幅ながら3日続伸した。予想を上回る決算や強い見通しを発表したオラクルが9%超上昇したほか、注目された米2月消費者物価指数(CPI)が市場予想と一致したものの、イラン紛争の長期化見通しを背景に原油相場が大幅反発し、インフレ懸念が高まったことが相場の重しとなった。

 

 今晩は引き続き原油相場を睨んだ神経質な展開か。前日に一時、1バレル82ドル付近まで下落したNY原油先物は、アジア時間では90ドルを上回って推移しており、イラン紛争の長期化見通しを背景とした原油相場の上昇で、物価上昇懸念や、景気悪化懸念の高まりが相場の重しとなりそうだ、経済指標では新規失業保険申請件数や1月住宅着工件数などが発表予定で、足もとの雇用情勢や景気動向が注目される。

 

 今晩の米経済指標・イベントは1月住宅着工件数、新規失業保険申請件数のほか、1月建設許可件数、1月貿易収支、30年債入札など。企業決算は寄り前にダラー・ゼネラル、引け後にレナー、アドビなどが発表予定。(執筆:3月12日、14:00)