NY見通し-引き続き神経質な展開か 経済指標は2月ADP民間部門雇用者数など

NY見通し-引き続き神経質な展開か 経済指標は2月ADP民間部門雇用者数など

 今晩は引き続き神経質な展開か。昨日はダウ平均が403.51ドル安(-0.83%)と3日続落し、ナスダック総合は1.02%安と反落した。米国とイランの紛争の長期化・激化が見込まれる中、イランがホルムズ海峡を封鎖したと表明し、原油相場が一段と上昇したことでダウ平均は一時1,277ドル安まで下落した。ただ、トランプ米大統領が必要ならホルムズ海峡を通過するタンカーを米海軍が護衛すると表明したことで原油相場が上昇幅を縮小し、株価も下落幅を縮小した。

 

 今晩の取引では引き続きイラン情勢を睨んだ神経質な展開か。原油高によるインフレ再燃や、これによる利下げ期待の後退が相場の重しとなることが懸念されており、中東情勢や原油相場の動向が引き続き注目される。経済指標では2月ADP民間部門雇用者数が注目される。市場予想は5.0万人増と、1月の5.2万人増から増加が予想されており、金曜日発表の米1月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)の前哨戦となるADPの結果が注目される。

 

 今晩の米経済指標・イベントは2月ADP民間部門雇用者数のほか、2月ISM非製造業PMI、2月S&Pグローバル総合・サービス業PMI確定値、米地区連銀経済報告(ベージュブック)など。企業決算は寄り前にブラウン・フォーマン、引け後にブロードコムが発表予定。(執筆:3月4日、14:00)