NY見通し-10-12月期GDP速報値、12月PCE価格指数に注目

NY見通し-10-12月期GDP速報値、12月PCE価格指数に注目

 今晩のNY株式相場は経済指標に注目。昨日はダウ平均が267.5ドル安(-0.54%)と4営業日ぶりに反落し、ハイテク株主体のナスダック総合も0.31%安と3日ぶりに反落した。プライベート金融関連銘柄の下落や、米国とイランの緊張の高まりが嫌気されたほか、小売大手のウォルマートが弱い見通しを発表したこともセンチメントの悪化につながった。週初来ではダウ平均が0.21%安となった一方、ナスダック総合が0.60%高となった。年初来ではダウ平均が2.77%高となった一方、ナスダック総合は2.41%安となった。

 

 今晩の取引ではイランを巡り地政学リスクの高まりや、プライベート金融の流動性への懸念などが上値の重しとなることが予想されるが、足もとの景気動向や先行きの利下げ見通しを巡り10-12月期GDP速報値や12月個人消費支出(PCE)価格指数などの経済指標が焦点となりそうだ。10-12月期GDP速報値の市場予想は前期比年率+3.0%と第3四半期の同+4.4%から減速が予想されている。極端に弱い結果となれば景気後退懸念が強まることが警戒される。12月個人消費支出(PCE)価格指数は変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数が前月比+0.3%、前年比でも+2.9%とそれぞれ11月の+0.2%、+2.8%から上昇が見込まれている。予想以上の伸びとなれば、利下げ期待の後退が相場の重しとなりそうだ。

 

 今晩の経済指標・イベントは10-12月期GDP速報値、12月個人消費支出(PCE)価格指数のほか、2月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値、12月新築住宅販売件数など。企業決算は寄り前にパシフィックパワー&ライトが発表予定。(執筆:2月20日、14:00)