今週のNY市場は決算発表とFOMCに注目。先週はダウ平均が260.62ドル安(-0.53%)、ナスダック総合も0.06%安とそろって2週続落した。月曜日がキング牧師生誕記念日のため休場で4日間の取引だったが、グリーンランド領有問題を巡りトランプ米大統領が欧州8カ国からの輸入品に追加関税をかけると発表したことで週明け火曜日に急落してスタートした。ダウ平均が870ドル安となったほか、米国債や米ドルも下落し、「アメリカ売り」が強まった。しかし、トランプ米大統領が対EU関税を撤回し、グリーンランドについてもNATOとフレームワーク形成で合意したと発表したことで、水曜日と木曜日に「アメリカ売り」が巻き戻された。年初来ではダウ平均が2.15%高、ナスダック総合が1.12%高となった。
今週はマグニフィセント・セブンの一角の決算発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる。決算発表はS&P500採用銘柄の100銘柄超が発表予定で、水曜日引け後にテスラ、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、木曜日引け後にアップルが決算を発表する。メタとマイクロソフトは52週高値からそれぞれ17%超、16%超下落しており、アップルも最高値から14%、テスラも10%近く下落しているが、決算実績やガイダンスを受けて時価総額上位銘柄が再び相場上昇をけん引することが期待される。水曜日に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の据え置きが確実視されているが、今後の利下げ見通しを巡り声明文や会合後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長記者会見が注目される。
今晩の米経済指標・イベントは11月耐久財受注、11月シカゴ連銀全米活動指数など。企業決算は寄り前にベーカー・ヒューズ、NVR、引け後にニューコアなどが発表予定。(執筆:1月26日、14:00)
