今晩は様子見か。4月初日の取引だった昨日はトランプ関税の発表を翌日に控えてボラティリティの高い動きが続いた。ダウ平均は上下に600ドル以上振幅し、11.80ドル安(-0.03%)とほぼ横ばいで終了し、S&P500は0.95%安まで下落後、0.69%高まで上昇し、0.38%高で終了。ナスダック総合も0.87%安まで下落後、10.87%高で終了した。引け後のニュースでは、トランプ米大統領が東部時間2日午後4時(日本時間3日午前5時)にホワイトハウスで演説し、「相互関税」の詳細を明らかにすると報じられた。
今晩の取引では引け後のトランプ米大統領の演説を控えて様子見姿勢が強まりそうだ。トランプ米大統領は全ての国を対象に「相互関税」を課すとしているが、一部報道で「一律20%関税」を検討と報じられたほか、ベッセント米財務長官が、発表される関税はCAP(上限)として機能し、各国が個別に引下げ策を講じることになると発言したとも伝えられており、関税の詳細発表待ちの展開となりそうだ。経済指標では金曜日発表の3月雇用統計の前哨戦となる3月ADP民間部門雇用者数が寄り前に発表される。ADP民間部門雇用者数の市場予想は11.5万人と2月分の7.7万人から増加が見込まれている。
今晩の米経済指標は3月ADP民間部門雇用者数のほか、2月製造業新規受注、2月耐久財受注 改定値など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:4月2日、14:00)