今晩は堅調か。昨日は大統領選を控えて積み上がったヘッジ・ポジションの買い戻し期待が強まり主要3指数がそろって上昇。ダウ平均が427.28ドル高(+1.02%)、S&P500が1.23%高、ナスダック総合も1.43%高とそろって大幅反発した。S&P500の11セクターは一般消費財を筆頭に全11セクターが上昇し、投資家の不安心理を示すVIX指数が前日の21.98ポイントから20.49ポイントに低下するなどセンチメントも改善した。
今晩は堅調か。開票が進む米大統領選では勝敗を左右する一部の激戦州で共和党のトランプ前大統領の優勢が伝えられ、時間外取引ではダウ平均先物が500ドル超上昇するなど、トランプ氏の勝利を見越した動きとなっている。取引時間でもトランプ氏の優勢が続けばトランプ・トレードの一層の強まりが相場の押し上げ要因となりそうだ。
今晩の経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫など。企業決算は寄り前にCVS ヘルス、アメリカン・エレクトリック・パワー、引け後にギリアド・サイエンシズ、クアルコムなどが発表予定。(執筆:11月6日、14:00)
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