【株価が動いた理由】日経平均+2.81%~米国とイランの戦闘終結期待による米株高を受けAI/半導体関連株を中心に急反発し一時2,800円超高

【株価が動いた理由】日経平均+2.81%~米国とイランの戦闘終結期待による米株高を受けAI/半導体関連株を中心に急反発し一時2,800円超高

日経平均

💡株価が動いたポイント

✅2026/06/12(金)終値66,020.04円+1,802.77円

✅始値65,176.23円、高値67,065.94円、安値64,998.11円

✅年初来高値68,786.49円、年初来安値50,558.91円

✅米国とイランの戦闘終結への期待から前日の米ハイテク株が上昇した流れを受け、前日比+2.81%の大幅続進となりました


 

◎トランプ大統領が11日にイランへの攻撃中止を表明し、戦闘終結に向けた最終合意が数日以内に署名される見通しを示したことで投資家心理が一気に強気に傾き、上げ幅は一時2,800円を超えましたが、引けにかけ伸び悩みました

◎中東情勢の緊迫化による過度なインフレ懸念が和らぎ、WTI原油先物が一時1バレル85ドル台へ下落したほか、米10年債利回りも一時4.44%まで低下したことも好感されたようです

◎米株式市場では利益確定売りに押されていたハイテク株に強烈な買い戻しが入り、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が+7.9%高と急反発した流れを東京市場も引き継ぎました

◎個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>+7.25%が一時初の7万円台に乗せ上場来高値を更新したほか、アドバンテスト<6857>+8.54%とともに2銘柄で日経平均を一時1,200円近く押し上げましたが、引けでは981.53円押し上げました

◎また、半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス<285A>+7.63%が、時価総額が44兆円台に乗せてトヨタ自動車<7203>+1.01%を抜き一時国内首位へ浮上しました

◎米半導体大手のインテル<INTC>+9.26%が投資判断の引き上げを受けて急伸したことから、同社を主要顧客とするイビデン<4062>+4.91%に連想買いが向かい、大幅続伸となって1週間ぶりに一時2万円台を回復しました

◎このほか、ディスコ<6146>+14.09%、レーザーテック<6920>+9.45%、SCREENホールディングス<7735>+7.35%、SUMCO<3436>+7.18%、フジクラ<5803>+2.75%、ソフトバンクグループ<9984>+1.53%などのAI/半導体関連株にもリスクオンの買いが入ったようです

◎一方で、原油先物相場の下落で売られたINPEX<1605>-1.33%、投資家向け説明会での成長戦略に関する説明が不十分として嫌気されたテルモ<4543>-2.84%をはじめ、SHIFT<3697>-4.92%、ベイカレント<6532>-3.69%、リクルートホールディングス<6098>-3.27%、電通グループ<4324>-3.24%、富士通<6702>-3.17%、ソニーグループ<6758>-2.28%などは逆行安となりました

◎今後の見通しについて市場では、「AI関連銘柄の成長性を考慮すれば日経平均の7万円は通過点にすぎない」と強気の声がある一方、中東情勢の解決が長引くようであれば高値警戒感から上値が抑えられる展開も考えられるとの慎重な見方もあるようです

◎日経平均採用銘柄の内、154銘柄が上昇、71銘柄が下落となりました