日経平均
💡株価が動いたポイント
✅2026/03/23(月) 終値51,515.49円-1,857.04円
✅始値52,468.72円、高値52,479.81円、安値50,688.76円
✅昨年来高値59,332.43円、昨年来安値30,792.74円
✅中東情勢の緊迫化による原油・LNG供給不安と、日米金利上昇に伴う「株・債券・円」のトリプル安を受け、リスク回避の売りが加速し前日比-3.48%の急落となりました

✅2026/03/23(月) 終値51,515.49円-1,857.04円
✅始値52,468.72円、高値52,479.81円、安値50,688.76円
✅昨年来高値59,332.43円、昨年来安値30,792.74円
✅中東情勢の緊迫化による原油・LNG供給不安と、日米金利上昇に伴う「株・債券・円」のトリプル安を受け、リスク回避の売りが加速し前日比-3.48%の急落となりました
◎トランプ大統領が21日、イランに対し「48時間以内にホルムズ海峡を開放しなければ発電所を壊滅させる」と警告。これに対しイラン側も海峡の完全封鎖を示唆して徹底抗戦の構えを見せたことで、地政学リスクが極限まで高まり、パニック的な売りを誘ったようです
◎イランの攻撃によりカタールのLNG(液化天然ガス)施設の輸出能力が3〜5年にわたり17%停止するとの発表があり、「エネルギー危機の段階が一段上がった」との警戒感が市場に広がったようです
◎これにより、WTI原油先物が一時101ドル台まで急騰しました
◎また、為替市場では1ドル=159円台半ばまで円安ドル高が進行。三村淳財務官が「石油市場の投機的動きが為替に影響している」と述べ、あらゆる方面での万全の対応(為替介入)を示唆したものの、原油高に伴うドル買い需要が強く、円の下押し圧力が継続しているようです
◎さらに、国内長期金利(新発10年債利回り)は約2カ月ぶりに一時2.32%まで上昇(債券価格は下落)。原油高によるインフレ再燃で米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利下げ観測がほぼ消滅し、日米の金利上昇が株価の重荷となる「トリプル安(株安・債券安・円安)」となりました
◎主力株のソフトバンクグループ<9984>-1.43%は、米オハイオ州での80兆円規模のAIデータセンター投資計画を発表したものの、地合いの悪化に押され材料視されませんでした。また、米メモリー株安の流れからキオクシアホールディングス<285A>-4%も大幅続落となりました
◎原油高によるコスト増が意識され、住友金属鉱山<5713>-8.37%や信越化学工業<4063>-4.7%、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>-4.52%などが軒並み売られたほか、海峡封鎖リスクから川崎汽船<9107>-7.31%などの海運株も急落しました
◎指数寄与度の高いアドバンテスト<6857>-5.21%、東京エレクトロン<8035>-2.61%、ファーストリテイリング<9983>-2.52%なども、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)-2.45%の下げを受けて大きく値を崩しました
◎一方で、アクティビスト(物言う株主)のオアシス・マネジメントによる大量保有が判明したKADOKAWA<9468>+8.32%が逆行高となったほか、第一三共<4568>+1.99%、ZOZO<3092>+1.48%などは上昇しました
◎あるアナリストは、原油が130ドルに達すれば米利上げ確率が高まり日本株のさらなる逆風になると警告する一方、別のアナリストは今週中に最悪シナリオを織り込んだ後は戻りを試す可能性があるとの見方を示しました
◎日経平均は一時2,600円超下げて51,000円の大台を割り込み、1月5日以来、約2カ月半ぶりの安値を付けました
◎日経平均採用銘柄の内、216銘柄が下落、9銘柄が上昇、0銘柄が変わらずと全面安となりました
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