【株価が動いた理由】日本郵船、キオクシア、古河電気工業、信越化学、日本電気、INPEX(3/17)
目次

日本郵船<9101>

キオクシアホールディングス<285A>

古河電気工業<5801>

信越化学工業<4063>

日本電気<6701>

INPEX<1605>

【株価が動いた理由】日本郵船、キオクシア、古河電気工業、信越化学、日本電気、INPEX(3/17)

日本郵船<9101>

◎11:13執筆。一部の船舶がホルムズ海峡を通過したとの観測が材料視され、一時前日比+8.25%高となり上場来高値を更新しました

◎ベッセント米財務長官が、一部の国々の船舶が海峡を通過することについて当面は「問題ない」との認識を示したと報じられたことが背景にあるようです

◎地政学リスクによる海峡封鎖懸念に進展が見られたことで、物流の正常化期待から海運株に買いが広がったようです

◎これにより、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>も上昇しています


キオクシアホールディングス<285A>

◎10:38執筆。あるアナリストが投資判断「アウトパフォーム」を維持し、目標株価を16,400円から48,000円へ大幅に引き上げたことが好感され、一時前日比+3.38%高となりましたが、急ピッチな株価上昇への警戒感から、その後は上げ幅を縮めました

◎データセンター向けSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)の需要拡大を追い風に、NAND型フラッシュメモリー価格の上昇トレンドが市場想定よりも強いとして、業績拡大への期待が改めて高まると見ているようです



古河電気工業<5801>

◎10:45執筆。中東情勢の先行き不透明感が根強いなか、朝方の上昇後は売りが強まり、一時前日比-5.57%安となりました

◎一部の船舶がホルムズ海峡を通過したとの報道や、IEA(国際エネルギー機関)による石油備蓄放出の可能性が伝わり原油高懸念は和らいでいるものの、中東情勢の根本的な解決には至っていないとの見方から売られたようです

◎また、イランによる攻撃を受けてアラブ首長国連邦(UAE)が領空を一時閉鎖したと報じられ、依然として情勢が不透明ななかで積極的な買いが限られたことも背景にあるようです

◎これにより主力株が売られ、レーザーテック<6146>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、住友電気工業<5802>、ソフトバンクグループ<9984>なども下落しています


信越化学工業<4063>

◎09:34執筆。国内向けの塩化ビニール樹脂を約2割値上げすると発表したことが好感され、一時前日比+2.61%高となり昨年来高値を更新しました

◎ホルムズ海峡の封鎖に伴う原料エチレンの調達難や価格高騰を反映した措置で、値上げによる需給の引き締まりが収益にプラスに働くとの期待感から買われたようです

◎一方で、原料調達の制限による減産で販売数量の減少が見込まれるため、足元の業績への影響は中立との見方もあり、その後は伸び悩みました


日本電気<6701>

◎09:57執筆。今後5年間で海底ケーブル事業に1,000億円超を投じるとの報道を受け、収益寄与への不透明感から利益確定売りが先行し、一時前日比-1.92%安となりました

◎通信用の海底ケーブル敷設船の確保に500億円、研究開発や工場への設備投資に500億円を投じる計画で、AI普及に伴うデータ通信需要の急増に対応するようです

◎日本政府の支援も得られる見通しですが、業績への貢献度が見えにくいことや、2月下旬からの株価上昇局面もあり、いったん売り材料として意識されたようです


INPEX<1605>

◎11:28執筆。あるアナリストが投資判断「中立」を維持し、目標株価を3,690円から4,770円へ引き上げたことが好感され、一時前日比+4.66%高となりました

◎原油価格の上昇を受け、指標となるブレント原油価格の前提を1バレル65ドルから105ドルへ大幅に引き上げたことに伴い、2026年12月期今期以降の一株当たり利益予想も上振れると見ているようです

 

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