ソフトバンクグループ<9984>
◎10:45執筆。米国市場でAI投資への懸念からハイテク株が下落した流れを受け、一時前日比-7.59%安と急反落しました
◎ブロードコム<AVGO>-11.42%の決算が市場予想に届かなかったことや、オラクル<ORCL>-4.46%のデータセンター建設遅延報道を受け、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)-5.09%が大幅安となり、東京市場でもAI関連株に売りが波及しました
◎また、出資先のアーム・ホールディングス ADR<ARM>-3.85%の下落への警戒感も重荷となったようです
◎これにより、キオクシアホールディングス<285A>、アドバンテスト<6857>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>、ソシオネクスト<6526>、日本マイクロニクス<6871>、ローム<6963>なども売られました
アステラス製薬<4503>
◎10:42執筆。AI投資への懸念からハイテク株が売られる中、ディフェンシブ銘柄への資金シフトが鮮明となり、一時前日比+3.21%高の2,121円まで上昇し年初来高値を更新しました
◎前週末の米国市場でAI関連株が下落した流れを受け、東京市場でも値がさハイテク株が売られる一方、景気変動の影響を受けにくい医薬品株などに買いが集まりました
◎これにより、第一三共<4568>、塩野義製薬<4507>、小野薬品工業<4528>などの医薬品株も堅調に推移しており、相場の下支え役となっているようです
神戸物産<3038>
◎10:50執筆。中期経営計画の目標を上回る営業増益見通しを発表し、一時前日比+9.11%高となりました
◎2026年10月期今期営業利益予想は430億円(前期比8%増)と、中期経営計画目標の410億円を上回る過去最高益を見込んだことが好感されたようです
◎物価高による節約志向を背景に、価格競争力の高いプライベートブランド(PB)商品などの需要取り込みが続く見通しです
◎あるアナリストは、実績を踏まえると計画は保守的であり、円安進行による業績への悪影響も限定的との見方を示しました
エイチ・アイ・エス<9603>
◎09:45執筆。2026年10月期今期の大幅な最終増益見通しを発表し、一時前日比+7.7%高となりました
◎今期純利益予想は90億円(前期比91%増)、営業利益予想は140億円(同20%増)を見込んでいます
◎2025年10月期前期は特別損失の計上で最終減益となりましたが、コロナ禍からの業績回復基調が好感されたようです
メルカリ<4385>
◎11:00執筆。アナリストによる目標株価の引き上げが好感され、一時前日比+4.68%高となりました
◎アナリストは、投資判断「Neutral」を維持し、目標株価を2,700円から3,200円へ引き上げました
◎市場では、不振だった米国事業のコスト大幅削減や、競争激化が見込まれるスキマバイト事業「メルカリハロ」からの撤退など、利益重視の経営姿勢への転換が再評価されているようです
日本製鉄<5401>
◎09:30執筆。中長期経営計画を発表しましたが、大規模投資による財務負担が懸念され、一時前日比-4.55%安となりました
◎2030年度までの5年間で総額6兆円規模の設備投資・事業投資を実施し、海外での成長を目指すと発表しました
◎一株当たりの年間配当下限を24円とする方針なども発表しましたが、巨額投資に伴う財務悪化への警戒が上回り、好材料視されなかったようです
三井住友フィナンシャルグループ<8316>
◎10:00執筆。日銀の追加利上げ観測報道を受け、金利上昇による収益改善期待から買われ、一時前日比+2.31%高となり上場来高値を更新しました
◎報道によると、日銀は18~19日の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ、0.75%とする最終調整に入ったようです
◎利ざや(貸出金利と預金金利の差)拡大への期待感から、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やみずほフィナンシャルグループ<8411>などの銀行株も上昇しました
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