安川電機<6506>
◎10:30執筆。トランプ大統領がロボティクス分野の支援を検討していると報じられ、一時前日比+9.43%高と急騰しました
◎報道によると、米政府は大統領令の発出を検討しており、テスラ<TSLA>+4.07%などロボティクス関連株が上昇したことも買い材料となったようです
◎また、半導体関連株の上値が重い中、ロボットなどを自律的に制御するフィジカルAI(人工知能)銘柄に資金が向かい、ファナック<6954>、キーエンス<6861>なども大幅高となりました
ソフトバンクグループ<9984>
◎10:40執筆。後藤芳光最高財務責任者(CFO)が、生成AI投資において「オープンAIの支援に専念する」と表明したことが好感され、一時前日比+7.1%高となりました
◎年内にも追加出資を行い、出資比率を約11%まで引き上げる方針であるほか、未上場のオープンAI株を担保にした資金調達も検討しているようです
◎また、約10兆円規模の有利子負債についても「安全な水準」と強調し、「リーマン・ショックのような危機が起きて、保有株式が半値になっても安全な水準」と述べたことも投資家の懸念を和らげたようです
ルネサスエレクトロニクス<6723>
◎10:32執筆。ヒト型ロボット(ヒューマノイド)の量産を目指す連携組織への参画が引き続き好感され、一時前日比+7.99%高となりました
◎早稲田大学や村田製作所<6981>などが立ち上げた開発組織に、住友電気工業<5802>などと共に新たに加わり、2027年中の量産を目指すようです
◎同社はヒューマノイド向けの制御マイコンなどを担当すると見られ、成長が見込まれるロボット市場でのビジネス機会拡大が期待されたようです
◎ファナックなどロボティクス関連株が人気化していることも、続伸の背景のようです
メルカリ<4385>
◎11:05執筆。あるアナリストが投資判断を「買い」維持し、目標株価を2,700円から3,000円へ引き上げたことが好感され、一時前日比+6.88%高となり年初来高値を更新しました
◎目標株価の引き上げに加え、直近の株価上昇基調や市場全体のセンチメント改善も相まって、買いの勢いが強まったようです
◎これにより、2023年末以来の株価水準まで戻してきたことで、さらなる回復期待が高まっているようです
ニデック<6594>
◎11:22執筆。子会社が人型ロボット(ヒューマノイド)向け減速機の事業拡大を加速させると報じられ、一時前日比+6.39%高となりました
◎グループ会社のニデックドライブテクノロジーは、2029年3月期に売上高に占める減速機の比率を5割へ高める目標を掲げ、国内外で生産体制を強化するようです
◎また、AIの進化により、2027年から2028年にかけて人型ロボット市場が急速に拡大するとの見通しが示されたことも、買い材料視されたようです
三井物産<8031>
◎11:18執筆。取材報道で堀健一社長が「1兆円を優に超える利益水準を継続的に生み出していく」と表明し、資源と非資源の双方で収益基盤を強化する方針を示したことで、一時前日比+3.87%高となり上場来高値を更新しました
◎資源分野では、LNG(液化天然ガス)や鉄鉱石の大型案件が2030年にかけて稼働し、収益化が見込まれているとのことです
◎非資源分野では、化学品、生活産業、次世代・機能推進の3分野を強化し、2026年3月期今期には非資源だけで4,400億円の純利益を目指すとしており、業績の安定性と成長性への期待が高まったようです
◎同業の住友商事<8053>、三菱商事<8058>、丸紅<8002>、伊藤忠商事<8001>なども上昇しています
オムロン<6645>
◎11:12執筆。子会社が伊藤忠商事の子会社に出資し、AIを活用した家庭用蓄電池の遠隔制御事業で連携すると報じられ、成長への期待から一時前日比+3.39%高となりました
◎連携により、九州電力や中部電力<9502>の子会社、東急不動産など他業種も巻き込んだ電力需給ビジネスに参画することで、家庭用蓄電池の販路拡大や遠隔管理サービスとの相乗効果が期待されたようです
◎国内の電力需要増加や制度改正を背景に、蓄電池を軸としたエネルギー制御市場の拡大が見込まれることも、買いを後押ししたようです
◎また、ロボティクス関連株が買われていることも様々なロボット商品を手掛けるオムロンが買われた背景のようです
JFEホールディングス<5411>
◎11:13執筆。インドの鉄鋼会社への巨額出資を発表し、将来的な業績拡大期待で一時前日比+3.27%高となりました
◎インド鉄鋼大手JSWスチールの子会社に2,700億円を出資し、株式の50%を取得すると発表しました
◎巨額出資による財務負担を懸念し、一時前日比-1.14%安となりましたが、成長市場であるインドでの需要取り込みに向けた動きが評価されたようです
大林組<1802>
◎09:50執筆。2026年3月期今期の年間配当に上振れ余地があると報じられ、一時前日比+1.34%高となりました
◎報道では、社長が「DOE(株主資本配当率)5%を順守する」方針を示し、増配への期待が高まったようです
◎DOEは株主資本に対する配当額の割合を示す指標で、単年度の利益変動に左右されにくく、安定的な配当が期待できます
◎試算によると、年間配当は従来予想82円から84~85円程度に上振れする余地があり、業績次第ではDOE目標の引き上げも検討するようです
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