【株価が動いた理由】日経平均、フジクラ、東京エレクトロン、良品計画、富士電機、住友金属鉱山(11/18)
目次

日経平均

フジクラ<5803>

東京エレクトロン<8035>

良品計画<7453>

富士電機<6504>

住友金属鉱山<5713>

【株価が動いた理由】日経平均、フジクラ、東京エレクトロン、良品計画、富士電機、住友金属鉱山(11/18)

日経平均

◎10:05執筆。米国株安の流れを受け、一時前日比-1,216.6円(-2.41%)安となりました

◎昨晩の米ハイテク株安やFRB高官の利下げ慎重発言を受け、NYダウ-1.18%など全面安となり、ソフトバンクグループ<9984>、アドバンテスト<6857>などの値がさ株が売られ日経平均を押し下げています

◎明日19日(日本時間20日朝)のエヌビディア<NVDA>決算を前にした持ち高調整の売りや電線株の下げも目立っており、リスク回避の動きが強まっているようです


フジクラ<5803>

◎10:35執筆。エヌビディア決算を控え、AI関連株への売りが波及し、一時前日比-7.76%安と急落しました

◎昨晩の米市場での利下げ観測後退やハイテク株安を受け、AIデータセンター向け電線を手掛ける同社にもリスク回避の売りが出たようです

◎フジクラはAIブームの象徴的銘柄として株価が急騰していたため、利益確定売りが出やすく、古河電気工業<5801>や住友電気工業<5802>など他の電線株も連れ安となっています


東京エレクトロン<8035>

◎09:34執筆。米ハイテク株が下落した流れを受け、半導体関連株が売られ、一時前日比-3.72%安となりました

◎連邦準備理事会(FRB)高官の追加利下げに慎重な発言が続き、投資家心理の重荷となったようです

◎また、エヌビディア の決算発表を控え、警戒感からハイテク株に売りが出たようです

◎この流れを受け、イビデン<4062>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>、ディスコ<6146>なども下落しました


良品計画<7453>

◎09:45執筆。前日に急落した反動から、自律反発を期待した押し目買いなどから、一時前日比+2.54%高となりました

◎前日は、中国外務省が自国民に日本への渡航自粛を呼びかけたことを受け、訪日中国人客の減少が懸念され前日比-9.39%安と急落していました

◎同様に、東日本旅客鉄道<9020>、東海旅客鉄道<9022>、オリエンタルランド<4661>、サンリオ<8136>、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>などのインバウンド関連株も反発しました


富士電機<6504>

◎10:00執筆。大和証券グループ本社<8601>のアナリストが、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」へ、目標株価を7,000円から14,000円へ引き上げたことが好感され、一時前日比+3.16%高となりました

◎データセンター向け電力機器の参入地域拡大に期待しているようです 

◎2026年3月期今期業績は、エネルギー事業がけん引し好調な推移を予想しているほか、配当性向(純利益から支払った配当金の割合)の引き上げやROIC(投下資本利益率)重視など会社側の変化も評価しているようです

◎また、電力機器関連の中では、バリュエーション(価値評価)が比較的低いこともあるようです 


住友金属鉱山<5713>

◎10:12執筆。17日の経営戦略説明会を受け、製錬事業の採算悪化への懸念が広がり、一時前日比-3.2%安と続落しました

◎説明会で同社の社長は、銅精鉱のTC(溶錬費)/RC(精錬費)が歴史的な低水準にある中、「2027年3月期来期も厳しい可能性がある」と述べたようです

◎中国国内の需給バランスの乱れなどから銅の買鉱条件が悪化しており、2025年4-9月期の製錬事業のセグメント利益は前年同期比85%減となっていました

◎機能性材料部門の利益を2027年度に2025年度比2倍の100億円以上とする目標も示されましたが、全体の業績に対する規模が小さいため、材料視する動きは限定的だったようです

 

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