名村造船所<7014>
◎9:45執筆。日本の造船業が建造量倍増を目指し、業界団体が3,500億円の設備投資を表明すると報じられ、一時前日比+18.23%のストップ高し上場来高値を更新しました
◎詳細は、国内17社で作る日本造船工業会が、23日に自民党の関連会議で説明するようです
◎政府は2035年の建造量倍増を目標に掲げる方向で、業界側は政府支援も要望するとしています
◎これにより、三井E&S<7003>などの造船関連株も上昇しています
川崎重工業<7012>
◎9:20執筆。高市首相が防衛費増額目標を2年前倒しで調整していると報じられ、一時前日比+4.47%高となりました
◎高市首相は24日の所信表明演説で、防衛費をGDP(国内総生産)比2%に増額する目標について、2027年度から2025年度中に前倒しすることを表明するようです
◎また、安全保障政策の基本方針を示す「安保関連3文書」も2026年末までに改定を目指すことを明記するようです
◎これにより、業績拡大への期待から三菱重工業<7011>、IHI<7013>などの防衛関連株も上昇しています
ソフトバンクグループ<9984>
◎10:00執筆。米ハイテク株安の流れを受け、一時前日比-6.75%安となりました
◎ネットフリックス<NFLX>の決算が市場予想を下回ったことなどを受け、ハイテク株決算への過度な期待が後退したようです
◎また、傘下のアーム・ホールディングス ADR<ARM>-2.16%も下落したことで、投資事業への追い風が弱まるとの見方も売りを促したようです
◎ソフトバンクGは、夏ごろから上昇が続いてきたため、利益確定売りが出やすい側面もあるようです
ディスコ<6146>
◎10:40執筆。米国の半導体株安の流れが波及し、利益確定売りが優勢となり、一時前日比-5%を超える大幅安となりました
◎前日の米国市場で、テキサス・インスツルメンツ<TXN>が慎重な業績見通しを示したことを背景に、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2.36%安と下落しました
◎また、米中貿易摩擦が半導体の供給網に影響するとの懸念が再燃したことや、来週に日米で半導体関連の決算発表を控えていることも、売りを誘ったようです
◎同様に、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ローツェ<6323>なども下落しています
本田技研工業<7267>
◎10:20執筆。オランダと中国の対立により、半導体メーカー「ネクスペリア」製の部品調達が滞る可能性が報じられ、一時前日比-1.6%安と反落しました
◎ネクスペリアは、中国企業が買収したオランダの半導体メーカーですが、オランダ政府が経済安全保障を理由に同社を管理下に置くと発表し、これに反発した中国政府が中国で生産する同社製品に輸出禁止措置を出したようです
◎これにより、ネクスペリア製品を扱う複数の商社が、日本の自動車メーカーに出荷停止を通告し、納入部品の一部に同社製品を使用しているとされるホンダの業績悪化が懸念されたようです
パナソニックホールディングス<6752>
◎10:25執筆。リチウムイオン電池の供給先であるテスラ<TSLA>の決算を受け、EV(電気自動車)向け電池の販売拡大期待が後退し、一時前日比-2.62%安と続落しました
◎テスラの2025年7-9月期決算は増収だったものの、EV購入時の税額控除廃止に伴う駆け込み需要を踏まえると、物足りないと受け止められたようです
◎これにより、テスラのEV販売が今後大きく改善し、パナソニックの追い風になるとの期待感が弱まったようです
神戸物産<3038>
◎10:55執筆。9月度の好調な月次業績を発表したものの、円安進行による輸入コスト増加への懸念が上回り、一時前日比-1.68%安となりました
◎9月度の個別売上高が前年同月比6.9%増、営業利益が同17%増と好調でした
◎しかし、為替市場で円安が1ドル=152円台まで進行しており、輸入コストの増加が収益を圧迫するとの懸念から売りが優勢となったようです
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