【株価が動いた理由】ファーストリテイリング +6.65%~今期の営業利益見通しが市場予想を上回り急騰

【株価が動いた理由】ファーストリテイリング +6.65%~今期の営業利益見通しが市場予想を上回り急騰

ファーストリテイリング<9983>

💡株価が動いたポイント

✅2025/10/10(金)終値51,500円+3,210円

✅始値50,700円、高値52,190円、安値50,070円

✅年初来高値53,900円、年初来安値41,650円

✅今期の営業利益見通しが市場予想を上回ったことが好感され、前日比+6.65%の急騰となりました


 

◎2026年8月期今期営業利益予想6,100億円(前期比+8.1%増)が市場予想5,834億円を上回り、5期連続の最高益更新となる見込みであることが好感されました

◎また、年間配当予想は520円(前期実績500円)で、今期も増配の見通しです

海外のユニクロ事業が成長を牽引し、特に北米や欧州での拡大を見込んでいます。ジーユー(GU)事業も好調を維持する見通しです

◎国内ユニクロ事業は、円安に伴う調達価格上昇や人件費・物流費などコスト増が見込まれるものの、生産性改善や値引率抑制により、利益を確保する方針としています

◎2025年8月期前期営業利益は5,642億6,500万円(前々期比12.6%増)、年間配当は当初予想から20円増配の500円となりました

◎前期の国内ユニクロ事業は大幅な増収増益となり、売上高は初の1兆円突破となりました

◎米国は追加関税の影響が出始めた2025年6-8月期も大幅な増収増益となり、商品価格見直しや値引率改善、経費コントロール強化などが奏功したとしています

◎一方、懸念材料は米国の関税政策の影響で、関税によるコスト増を価格転嫁で吸収する考えを示しましたが、値上げによる消費減退のリスクも指摘されています

◎柳井会長兼社長は、世界経済が危機的な状況との認識を示しつつも「だからこそ新しいモノを生み出すチャンスがある。積極的に動く時期だと思う」と述べ、逆境を好機と捉える強気な姿勢を示しました

◎ファーストリテイリングの株価は、1月6日年初来高値53,900円から4月7日年初来安値41,650円へ下落。以降はおよそ45,000〜50,000円程度で推移していましたが、この日は一時52,190円まで上昇しました

 

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