キオクシアホールディングス<285A>
💡株価が動いたポイント
✅2025/9/11(木)終値4,005円+520円
✅始値3,660円、高値4,005円、安値3,620円
✅年初来高値4,005円、年初来安値1,510円
✅目標株価引き上げと半導体需要の拡大期待で、前日比+14.92%の急騰となり上場来高値を更新し高値引けとなりました
◎あるアナリストが、投資判断「オーバーウェイト」を維持し、目標株価を2,900円から3,900円へ引き上げたことが買い材料視されました
◎AI(人工知能)投資の活発化やHDD(ハードディスクドライブ)の需給ひっ迫を背景に、ハイパースケーラー(巨大データセンターを運営する大企業)がデータセンターで使うエンタープライズSSD(ソリッドステートドライブ)への大量発注を行っており、NANDフラッシュ市場がここ数週間で大きく改善していることを評価したようです
◎また、9日発表のオラクル<ORCL>+35.94%の好決算や、11日発表の法人企業景気予測調査で製造業の景況感が3四半期ぶりにプラスに転じたことなどから、世界的に旺盛な半導体需要が確認でき、市況改善に対する前向きな見方が広がったようです
◎さらに、メーカー各社が製品を作りすぎないよう生産調整を続ける動きが2026年まで続くと見られており、これも価格の回復を後押しする要因となっているようです
◎一方、今後は関税の影響が出てくる可能性があり、先行きを楽観視できないとの慎重な見方もあるようです
◎この日は米ハイテク株高を受け、ソフトバンクグループ<9984>+9.98%、JX金属<5016>+8.32%、イビデン<4062>+8.22%、日本マイクロニクス<6871>+7.41%、ディスコ<6146>+6.46%、SCREENホールディングス<7735>+6.41%、TOWA<6315>+4.65%、KOKUSAI ELECTRIC<6525>+4.6%、アドバンテスト<6857>+4.38%、Appier Group<4180>+4.12%、SUMCO<3436>+3.67%などのAI関連株も大幅高となりました
◎キオクシアの株価は4月7日年初来安値1,510円から上昇基調で、この日は一時3,980円まで上昇し上場来高値を更新し7連騰となりました
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