明電舎<6508>
💡株価が動いたポイント
✅2025/6/4(水)終値4,650円+165円
✅始値4,540円、高値4,690円、安値4,540円
✅年初来高値4,970円、年初来安値3,090円
✅メタの電力購入で電力設備関連株が買われ、前日比+3.67%の大幅高となりました
◎メタ・プラットフォームズ<META>-0.6%が、電力会社のコンステレーション・エナジー<CEG>-0.12%と20年間の電力購入契約を結んだと発表し、電力設備関連株が思惑的に買われました
◎AI(人工知能)データセンターに必要な膨大な電力需要を満たすために、ハイパースケーラー(巨大データセンターを運営する大企業)などによる電力確保の動きが活発化しています
◎今回の電力購入契約が長期間に及ぶことから、AI需要や電力設備の需要も長期的な伸びが期待できると見られ、電力設備関連株が人気化したようです
◎明電舎も国内外のデータセンターの新増設などによる電力需要の増加を背景に業績を伸ばしており、2025年3月期前期受注高は3,835億円(前々期比16.5%増)、売上高は3,011億円(同4.6%増)、営業利益は215億円(同69%増)と、いずれも過去最高でした
◎2026年3月期今期業績予想は全体では減収減益を見込むものの、電力インフラ事業は売上高予想1,056億円(前期比22.2%増)、営業利益予想86億円(同8.9%増)と増収増益の見通しです
◎また、あるアナリストが投資判断「アウトパフォーム」を維持し、目標株価を7,100円から7,200円に引き上げ、3日も前日比+3.94%上昇しましたが、この材料も引き続き好感されたようです
◎このアナリストは、「電力インフラ事業がけん引し、過去最高益の大幅更新が続く」と見ているようです
◎同じく電力設備を手がける富士電機<6504>+3.26%も買われ、両社とも売上高の7割程度を国内で稼いでいます
◎明電舎の株価は、2月27日年初来高値4,970円から4月7日年初来安値3,090円へ下落。その後は上昇を続け、この日は一時4,690円まで買われました
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