【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ　+1.95％～米半導体設計会社を買収。AI事業の拡大期待で上昇

【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ　+1.95％～米半導体設計会社を買収。AI事業の拡大期待で上昇

ソフトバンクグループ＜9984＞

 

💡株価が動いたポイント

✅2025/3/21(金)終値7,960円+153円

✅米半導体設計会社の買収を発表し、前日比+1.95％の上昇となりました

　

◎ソフトバンクグループ（SBG）は、米半導体設計会社アンペア・コンピューティングを65億ドル（約9,700億円）で買収することを発表し、生成AI（人工知能）分野の事業拡大への期待から買われました

◎半導体設計会社の買収は、英アームに続き2社目となり、SBGはAI向けの最先端半導体関連企業をさらに傘下に収めることになります

◎AIの膨大な電力消費問題を解決するため、省電力技術を持つアンペアのノウハウを活用し、データセンター向けCPU（中央演算処理装置）の開発を強化する方針のようです

◎アンペア買収によって約1,000人の半導体エンジニアを確保し、半導体開発力の強化を図るとともに、全米で進める5,000億ドル規模のAIインフラ投資『スターゲート計画』も加速させる見込みです

◎AIを動かす半導体については、GPU（画像処理半導体）をエヌビディアから調達し、制御用のCPUをアンペアが提供するようです

◎あるアナリストは「AIは有望な成長分野であり、SBGの中長期成長戦略と合致する」と前向きに評価しました

◎株価は2024年8月安値6,368円から今年1月23日高値10,890円へ上昇。その後3月14日安値7,606円まで下落し、直近は8,000円前後で推移しています

　

　

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