【株価が動いた理由】IHI +11.66%~米国がウクライナへの軍事支援を一時停止し急騰。1990年以来35年ぶりの高値

【株価が動いた理由】IHI +11.66%~米国がウクライナへの軍事支援を一時停止し急騰。1990年以来35年ぶりの高値

IHI<7013>

💡株価が動いたポイント

✅2025/3/4(火)終値10,505円+1,097円

✅米国がウクライナへの軍事支援を一時停止し、前日比+11.66%の急騰となりました


 

◎トランプ大統領がウクライナに対する全ての軍事支援の一時停止を命じたことで、地政学リスクの高まりから軍事・防衛関連株が買われました

◎米国防総省の高官の話として伝えられるところでは、ウクライナ首脳らが和平への誠実なコミットメントを示しているとトランプ大統領が判断するまで、米国はウクライナへの軍事支援を停止するとのことです

◎今回の命令は航空機や船舶で輸送中、あるいはポーランドの中継地で待機中の武器を含め、現在ウクライナ国内に無いすべての米軍装備品に適用されるとされ、これにより欧州、カナダ、日本などはウクライナ支援を強化せざるを得ないとの見方が強まっています

◎なお、IHIは三菱重工業<7011>+7.75%、川崎重工業<7012>+3.71%などよりも上昇率は大きくなりました

◎これはIHIが2024年3月にウクライナ国家復興インフラ開発庁(復興庁)と戦争で破壊された橋梁の仮橋設置・協力で契約を結んでおり、ウクライナ政府と直接コミットしている比率が他の重工株よりも大きいためとの見方があるようです

◎ロシア政府は3日、ウクライナ侵攻をめぐる制裁に対抗して日本の岩屋外相のほか8名の政府関連職員・企業関係者の入国禁止を発表しましたが、その対象にはトヨタ自動車<7203>の豊田章男会長や楽天グループ<4755>の三木谷浩史会長兼社長らと共に、IHIの井手博社長も含まれています

◎株価は2023年12月安値2,480円から上昇基調が続き、この日は一時10,595円まで上昇し昨年来高値を更新し1990年以来35年ぶりの高値となりました

 

 

 

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