【株価が動いた理由】日産自動車 +23.69%~ホンダと経営統合の報道でストップ高

【株価が動いた理由】日産自動車 +23.69%~ホンダと経営統合の報道でストップ高

日産自動車<7201>

 

💡株価が動いたポイント

✅2024/12/18(水)終値417.6円+80円

本田技研工業(ホンダ)<7267>と経営統合の報道で、前日比+23.69%の急騰となり、ストップ高で終了しました


  

◎日産自動車とホンダは持ち株会社を設立し、傘下に両社が入ることを想定して経営統合に向けた協議を行うようです

◎これにより、ホンダが経営不振に陥っている日産自動車を救済するとの見方から急騰となりました

◎また、業績低迷が続く日産自動車を空売り(株価が下がると利益が出る取引)していたヘッジファンドなどが株を買い戻し、上昇に弾みがついた側面もあるようです

◎経営統合には将来的に三菱自動車<7211>も合流する可能性があると伝わり、三菱自動車も+19.64%の急騰となりました

◎自動車産業は世界的に競争が激しいため、3社は経営資源を集中させることで、トヨタ自動車グループ、独フォルクスワーゲングループに次ぐ世界3位グループを目指すようです

◎あるアナリストは、日産自動車はハイブリッド車(HV)を持っておらず、主要地域での販売が苦戦しているため、経営統合で製品ラインアップが拡充する点を評価しているようです

◎一方、今回の経営統合はホンダにとっては経営面での重荷になるとの見方から、ホンダは-3.03%の大幅安となりました

◎株価は3月22日年初来高値651.5円から12月17日年初来安値337.6円へ下落。この日はストップ高で1日のうち最も高い株価で終わる高値引けとなりました

 

 

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公開日:2024.12.18

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