【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ +4.41%~トランプ氏と会談し米国に1,000億ドルの投資を表明

【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ +4.41%~トランプ氏と会談し米国に1,000億ドルの投資を表明

ソフトバンクグループ<9984>

 

💡株価が動いたポイント

✅2024/12/17(火)終値9,837円+416円

✅ソフトバンクGの孫正義会長兼社長がトランプ米次期大統領との会談で、米国に1,000億ドルの投資を行うと表明し、前日比+4.41%の大幅高となりました


 

 ◎孫氏はトランプ米次期大統領が就任後の4年間で米国の企業に対して1,000億ドル(約15兆4,000億円)を投資する計画を表明しました

◎ソフトバンクGの計画には、10万人の雇用創出も含まれ、投資はAI(人工知能)関連のデータセンターや半導体、エネルギーなどに振り向けられるようです

◎孫氏は2016年12月に米国を訪問して500億ドルの投資を約束するなど、1期目の大統領時代にトランプ氏と強固な関係を築いたことが知られています

◎孫氏は「米経済への自信が2倍になったので投資額は前回の2倍の1,000億ドルにした」と述べ、トランプ氏は「さらに倍の2,000億ドルにして欲しい」と応え、孫氏は「努力するがあなたの支援が必要だ」と返しました

◎前回は外部投資家の資金も加え1,000億ドル規模のビジョン・ファンド(世界最大規模のテクノロジー投資ファンド)を立ち上げ、ウィーワークやウーバー・テクノロジーズ<UBER>、ドアダッシュ<DASH>などの新興企業に資金を注ぎ込みました

◎しかし、その投資企業の多くは業績や株価が低迷し損失が拡大しましたが、2025年3月期第2四半期にビジョン・ファンドの累計投資損益が9四半期ぶりに黒字転換しました

◎あるアナリストは、現状のAI関連を取り巻く環境は、データセンターなどインフラ整備が追いついていないが、孫氏はトランプ次期政権下において、規制緩和が進み米国での収益が期待できると判断したとの見方を示しました

◎株価は7月11日上場来高値12,180円から8月5日安値6,368円へ下落。10月以降はおよそ8,400~9,800円程度で推移しています

 

 

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公開日:2024.12.17

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