【株価が動いた理由】王子ホールディングス +11.23%~発行済み株式の約10%の自社株買いで低PBR改善へ

【株価が動いた理由】王子ホールディングス +11.23%~発行済み株式の約10%の自社株買いで低PBR改善へ

王子ホールディングス<3861>

 

◎2024/12/13(金)終値620.8円+62.7円

自社株買いを発表し、前日比+11.23%の急騰となりました

◎王子HDは前日の取引終了後、2027年3月期末までに1,000億円の自社株買いを実施すると発表し、その内500億円分を13日から1年間で実施する予定です

◎これは、発行済み株式総数(自己株除く)の10.1%に相当し、資本効率の向上株主還元への積極的な姿勢が好感されたようです

◎同社は約1年前から低PBR(株価純資産倍率)の改善に取り組んでいたものの、数値は悪化傾向にあり苦戦が続いています

◎あるアナリストは、王子HDのPBRは現時点で0.52倍と1倍を大きく下回っているなか、10%を超える自社株買い枠の設定は規模感が大きく資本効率改善の本気度を感じさせると述べました

◎株価は4月15日年初来高値680.5円から8月5日年初来安値528.3円へ下落。その後はおよそ540~590円程度でもみ合いとなっていましたが、この日は一時623.3円まで上昇しました

 

 

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公開日:2024.12.13

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