任天堂<7974>
◎2024/11/6(水)終値8,100円+444円
◎決算発表で悪材料出し尽くしとの見方やNintendo Switchの後継機種について言及されたことを受け、前日比+5.79%の大幅高となりました
◎5日取引終了後に発表の決算が下方修正となりましたが、5日まで大きく下落していたことから、悪材料出尽くしとなり買われたようです
◎2024年4-9月期(2四半期累計)売上高は5,232億9,900万円(前年同期比34.3%減)、営業利益は1,215億1,300万円(同56.6%減)となり、Nintendo Switchのハードウェアやソフトウェアの販売低迷が響いたとのことです
◎上期の業績不振や下期の販売見通し引き下げを反映して今回、2025年3月期今期売上高予想を1兆3,500億円から1兆2,800億円(前期比23.4%減)へ、営業利益予想を4,000億円から3,600億円(同31.9%減)へ下方修正しました
◎未定としていた中間配当は35円(前期実績80円)と決定し、期末配当予想は94円(同131円)と開示しました
◎また、午前に行われた経営方針説明会において、Nintendo Switchの後継機種ではNintendo Switch向けソフトも遊べると明らかにされたことが好感され、その後の株価は一段高となりました
◎Nintendo Switch Onlineも後継機種で引き続き利用可能としており、Nintendo Switchの後継機種に関する詳細を後日発表するとのことです
◎あるアナリストは、Nintendo Switchの後継機種の発売時期によって今期業績に変動余地があるとの見方を示しました
◎株価は8月5日安値6,520円から10月31日高値8,273円へ上昇。その後11月5日安値7,584円まで下落していましたが、この日は一時8,138円まで上昇しました
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