三菱重工業<7011>
◎2024/11/5(火)終値2,060円-53.5円
◎決算が嫌気され、前日比-2.53%の下落となりました
◎2024年4-9月期(2四半期累計)売上高は2兆2,981億1,300万円(前年同期比11.1%増)、純利益は1,071億2,000万円(同16.5%増)で増収増益となりましたが、純利益は市場予想1,350億円を下回りました
◎4-9月期営業利益は前年同期比86.7%増でしたが、期末日の円高ドル安の影響を受け、為替換算差損が生じたことから、純利益の増加幅は限られたようです
◎4-9月期受注高は3兆3,835億円と前年同期から2,464億円伸び、エナジー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステムの3セグメントが増加したとのことです
◎2025年3月期売上高、各利益予想は据え置きましたが、受注高予想については5兆8,000億円から6億円(前期比10.2%減)へ上方修正しました
◎業績は全体的に堅調ではあるものの、投資家の期待に比べると物足りないと受け止められたようです
◎あるアナリストは、政府の防衛費増額を背景に堅調な業績が予想されていたが、市場の高い期待に届かなかったとの見方を示しました
◎一方で他のアナリストは、米大統領選挙にてトランプが勝利した場合「防衛関連の本丸」である同社株が改めて注目される可能性が高いと述べています
◎株価は8月5日安値1,250円から10月2日上場来高値2,386円へ上昇。その後は2,000~2,300円程度で推移しています
【関連記事】
・日米株 注目銘柄のポイント(11月5日)
・【株価が動いた理由】TDK(11月5日)
・【株価が動いた理由】プラグ・パワー(11月4日)
・【株価が動いた理由】テスラ(11月4日)
・エヌビディアNYダウ採用/米国大統領選挙/東証取引時間延長【今週のマーケット展望】