日本郵船<9101>
◎2024/10/4(金)終値4,969円-516円
◎米港湾でのストライキの終結でコンテナ船の運賃上昇期待が弱まり、前日比-9.4%の大幅安となりました
◎米国東海岸・メキシコ湾岸の港湾で労使交渉が決裂し、労働者らが1日からストライキに入っていましたが、賃上げについて暫定的な合意に達したと報道されました
◎これにより、港湾の物流が滞りコンテナ船運賃が上昇するとの期待がはがれ、業績悪化懸念から失望売りとなったようです
◎暫定合意では6年間で60%程度の賃上げを実施する予定で、海運会社のコスト負担が増えるとの思惑も重荷になっているようです
◎また、ストライキが長期化すれば、米国西岸向けなどが代替輸送の受け皿となるとの見方もあり海運3社の株価は上昇基調となっていたため、利益確定売りが出やすかった面もあるようです
◎ただし、中東情勢の緊迫化などでコンテナ運賃の上昇圧力は高まりやすい状況が続いており、業績が大幅に悪化することは考えづらく、下がれば買いたいという声もあるようです
◎同業の商船三井<9104>は前日比-6.38%、川崎汽船<9107>は前日比-9.73%となりました
◎株価は8月5日安値3,971円から10月3日上場来高値5,543円へ上昇しましたが、この日は一時4,940円まで下落しました
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