三菱地所<8802>
◎2024/9/30(月)終値2,258.5円-219円
◎石破新総裁誕生を受け、前週末比-8.83%の大幅安になりました
◎石破総裁は日銀の利上げを容認する姿勢を見せており、金利上昇が業績悪化要因になる不動産株が軒並み下落しました
◎市場では、27日の自民党総裁選で日銀の利上げに否定的な見方を持つ高市早苗氏の勝利を見込んで不動産株には買いが入っていましたが、予想外の石破総裁誕生を受けて巻き戻しの動きが大きく出たようです
◎また、石破総裁誕生を受けて円高ドル安が進行すれば、海外勢の国内不動産投資が伸び悩み、不動産価格の上昇も鈍るとの懸念もあるようです
◎そのほか、三井不動産<8801>も前週末比-8.7%下落となりました
◎株価は8月5日安値2,042.5円から9月2日高値2,531.5円へ上昇、その後はもみ合いとなり、9月27日に高値2,485.5円まで上昇していましたが、この日は一時2,245円まで下落しました
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