メルカリ<4385>
◎2024/8/14(水)終値2,021円-154円
◎決算が嫌気され、前日比-7%超の大幅安となりました
◎2024年1-6月期(前期)の米国事業の売上高が2億9,300万ドル(前々期比9%減)と2期連続の減収、調整後営業利益は1,700万ドルの赤字(前々期は4,800万ドルの赤字)と黒字化できなかったことで売られたようです
◎米国事業の調整後営業利益を四半期ごとに見ると、2024年1-3月期の200万ドルの赤字に対し、2024年4-6月期は800万ドルの赤字と赤字幅が広がっており、米国事業の成長見通しに対する不透明感が警戒されているようです
◎同社は米国のフリマ事業に関し、通期でブレークイーブン(損益均衡)を目指すことを目標に掲げましたが、市場で注目される流通総額(GMV)成長率は-10%と苦戦しています
◎国内証券会社のアナリストは、米国での事業不振に加えて、国内事業についても好調とは言えず、市況は厳しい評価を下している、と述べました
◎株価は7月18日高値2,513.5円から8月5日安値1,780円へ下落、8月13日に2,202円まで反発していましたが、この日は一時1,941円まで下落しました