三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>
◎2024/6/25(火)終値1,641.5円+62円
◎3月期決算企業の株主総会シーズンのピークを迎え、今週だけでも配当金の支払いが5兆円にのぼるとの報道もある中、主力銘柄や金融株の一角に配当金の再投資が観測されているようです
◎年初から半導体関連株の上昇が株式市場全体をけん引してきましたが、再投資にあたっては割高感のあるハイテク株よりも、出遅れ感の強い三菱UFJなどの銀行株が選好されていると伝えられています
◎また、日銀金融政策決定会合を経て金融政策正常化に向けた思惑から国内10年債利回りが足もとで1%台に再び乗せてきており、国内債券市場で運用環境の改善が見込めるとの見方も銀行株上昇の背景にあるようです
◎3月以降の株価は1,500~1,700円を中心としたレンジ内でもみ合いとなっており、6月に入って年初来高値1,723.5円まで一時上昇しました