マイクロン・テクノロジー<MU>
◎2026/05/13(水)終値803.63ドル+37.05ドル
◎アナリストの目標株価の引き上げや、競合であるサムスン電子のストライキ懸念から、前日比+4.83%高となり時価総額が初めて9,000億ドルを突破しました
◎バンク・オブ・アメリカ<BAC>-1.85%のアナリストが、AIインフラへの投資拡大でメモリー需要が供給を上回るペースで成長し、半導体メモリーの価格が高止まりするとして、投資判断「買い」を維持し、目標株価を500ドルから950ドルへ引き上げました
◎また、サムスン電子の労働争議が全面ストライキに発展すれば世界のメモリー生産量の約3%に影響が出ると試算されており、供給が歴史的な逼迫状態にあるなかで同社への追い風になるとの見方も引き続き根強いようです
エヌビディア<NVDA>
◎2026/05/13(水)終値225.83ドル+5.05ドル
◎ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)がトランプ大統領の訪中団に加わったことや、アナリストの目標株価引き上げで、前日比+2.28%高となり6連騰し上場来高値を更新しました
◎当初は訪中団のメンバーに含まれていませんでしたが、土壇場で加わることとなり、輸出規制下にある最先端チップなどの交渉進展を期待する買いが膨らんだようです
◎また、バンク・オブ・アメリカのアナリストが投資判断「買い」を維持し、目標株価を300ドルから320ドルに引き上げたことも支援材料となったようです
◎5月20日に2-4月期決算の発表を控えるなか、習近平国家主席との首脳会談を通じて500億ドル規模とされる中国のAIインフラ市場を開放できるとの期待が株価を押し上げたようです
◎同じく訪中団に同行しているテスラ<TSLA>+2.72%、アップル<AAPL>+1.38%、ボーイング<BA>+1.57%なども買われました
シスコシステムズ<CSCO>
◎2026/05/13(水)終値101.87ドル+2.58ドル
◎この日の通常取引は+2.59%高で終えましたが、取引終了後に発表した決算や人員削減計画を受けて、時間外取引で+19.76%高となりました
◎2026年2-4月期決算は、売上高158億4,100万ドル(前年同期比12.0%増)が市場予想155億5,830万ドルを上回り、一株当たり利益1.06ドルも市場予想1.03ドルを上回りました
◎5-7月期の売上高予想167億〜169億ドルが市場予想158億2,000万ドルを上回り、一株当たり利益予想1.16〜1.18ドルも市場予想1.08ドルを上回りました
◎2026年7月期今期の売上高予想も従来の612億〜617億ドルから628億〜630億ドルへ上方修正し、市場予想616億ドルを上回りました
◎また、全従業員の5%未満にあたる4,000人未満を削減し、退職金等の一時費用を計上するものの、浮いた資金をシリコン、光学、セキュリティ、AIといった成長機会への戦略的投資に振り向ける計画が好感されたようです
◎チャック・ロビンスCEOは、ハイパースケーラーからのAIインフラ需要が記録的となっており、同社のイノベーションが加速していると強調し、成長への自信を示しました
アルファベット<GOOGL>
◎2026/05/13(水)終値402.62ドル+15.27ドル
◎同社とスペースXが、AIデータセンターを宇宙に打ち上げるための協議を行っているとの報道や、新たなAI搭載ノートパソコン「Googlebook」を発表したことが好感され、前日比+3.94%高となりました
◎アルファベットとスペースXは「プロジェクト・サンキャッチャー」という研究のもと、太陽光発電を利用した軌道上データセンターの建設を目指しており、イーロン・マスク氏の大型ロケット「スターシップ」の活用が期待されているようです
◎また、新たに発表された「Googlebook」はAIの「Gemini」を中心に構築されており、画面の内容から操作を提案する「マジックポインター」機能などを備え、デル・テクノロジーズ<DELL>+2.06%やエイチピー<HPQ>+0.85%と提携して製造されるとのことです
◎さらに、インフレの急加速を示す4月の米卸売物価指数(PPI)の発表を受けてマクロ環境の不透明感が増すなか、相対的に影響を受けにくく業績成長が見込めるAI/半導体関連株が買われたことも背景のようです
◎これにより、オン・セミコンダクター<ON>+11.14%、アーム・ホールディングス ADR<ARM>+6.39%、メタ・プラットフォームズ<META>+2.26%、アマゾン・ドット・コム<AMZN>+1.62%、オラクル<ORCL>+1.56%なども買われました
フォード・モーター<F>
◎2026/05/13(水)終値13.57ドル+1.58ドル
◎モルガン・スタンレー<MS>+1.02%のアナリストが新たに発表されたエネルギー貯蔵事業を高く評価したことや、米中首脳会談による自国産業保護への期待から、前日比+13.17%高と急騰しました
◎フォードは電力会社やデータセンター向けにシステムを提供する「フォード・エナジー」を発表しており、アナリストはハイパースケーラー(大規模データセンター運営会社)との供給契約の可能性や、2030年までに約6億ドルの営業利益を生み出すと予想しています
◎EV(電気自動車)部門の損失を補う新たな収益源として注目されたことに加え、トランプ大統領と習近平国家主席の会談を通じて、中国車の流入から米国の自動車メーカーを守る合意が結ばれるとのマクロ的な思惑も株価を押し上げたようです
エンフェーズ・エナジー<ENPH>
◎2026/05/13(水)終値42ドル+4.52ドル
◎米国商用ソーラー市場向けに高出力ソーラーパネル対応の新型マイクロインバーター「IQ9S-3P」の予約注文開始を発表したことが好感され、前日比+12.06%高と急騰しました
◎この新製品は外部変圧器なしで送電網に直接接続でき、住宅用太陽光発電での成功を商業部門にも広げ、効率的なソリューションの需要拡大の恩恵を受けると期待されたようです
◎市場のインフレ懸念やエネルギー需給逼迫の中で、クリーンエネルギー関連の技術進歩が評価され、同社の革新的な製品展開が投資家の成長期待を押し上げたようです
マーベル・テクノロジー<MRVL>
◎2026/05/13(水)終値177.95ドル+13.45ドル
◎アナリストが相次いで目標株価を引き上げたことが好感され、前日比+8.17%高となり上場来高値を更新しました
◎ゴールドマン・サックス・グループ<GS>+1%のアナリストは、5月27日の決算発表に向け、グーグルとの提携の可能性やハイパースケーラーの設備投資増を理由に目標株価を100ドルから125ドルへ引き上げました
◎さらにバンク・オブ・アメリカのアナリストは、光ネットワーク部門の成長やカスタムチップへの幅広い需要などを評価して、目標株価を125ドルから200ドルへ大幅に引き上げ、「トップピック(最有力買い銘柄)」に指定したとのことです
◎アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト<MSFT>-0.62%など大手テクノロジー企業との提携を通じたデータセンター事業の成長期待が大きいようです
ドクシミティ<DOCS>
◎2026/05/13(水)終値23.39ドル-3.06ドル
◎2026年1-3月期決算で一株当たり利益が市場予想を下回ったことや、2027年3月期今期の売上高予想が弱気であったことが嫌気され、前日比-11.56%安と急落しました
◎1-3月期決算は、売上高1億4,537万ドル(前年同期比5.1%増)が市場予想1億4,403万ドルを上回ったものの、一株当たり利益0.26ドルが市場予想0.28ドルを下回りました
◎今期の売上高予想6億6,400万〜6億7,600万ドルも市場予想6億9,740万ドルを下回りました
◎経営陣は利用者の約半数が臨床AIを利用していることや、アレデード社とのシステム統合などAI戦略の進展を強調しましたが、将来の成長鈍化に対する懸念を払拭するには至らなかったようです
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