インテル<INTC>
◎2026/05/08(金)終値124.92ドル+15.3ドル
◎アップル<AAPL>+2.04%との間で、iPhoneなどの一部チップ製造について予備的な合意に達したと報じられたことが好感され、前日比+13.95%の急騰となり上場来高値を更新しました
◎両社による集中的な協議は1年以上続いており、ここ数カ月で正式な合意に至ったようです
◎今回の合意によりインテルはエヌビディア<NVDA>+1.74%やスペースXに続き、主要テック企業3社との提携を実現したことになり、ファウンドリ(受託製造)事業の完全復活に向けた重要な節目と評価されたようです
◎アップルは、AIチップ需要の急増に伴い主要委託先である台湾セミコンダクター(TSMC)の製造能力が逼迫し、高性能チップの供給不足が続いていたため、インテルとの提携でサプライチェーンの柔軟性を高める狙いがあるようです
マイクロン・テクノロジー<MU>
◎2026/05/08(金)終値746.81ドル+100.18ドル
◎アナリストの強気な見通しや、AI向けメモリーチップの圧倒的な需要と供給不足を背景に資金流入が加速し、前日比+15.49%の急騰となり上場来高値を更新しました
◎あるアナリストは、価格高騰による一部顧客の買い控えで一時的な影響が出る可能性を指摘しつつも、AI関連の強い需要が収益成長を支えるとして強気の見方を維持したことが好感されたようです
◎アナリストは、2026年3-5月期の売上高予想を前年同期比約260%増の335億ドル、一株当たり利益予想を約19ドルと見込んでいるとのことです
◎また、大手テック企業の決算でAIインフラ投資の拡大や部品不足が確認されたほか、顧客企業が競合のメモリメーカーに対して生産ライン拡充の資金提供を申し出ているとの報道が、需給逼迫の深刻化を示唆する材料となったようです
◎さらに、株価が急騰しているものの予想PER(株価収益率)は8倍台と半導体株指数の平均である約26倍を大きく下回っており、大型半導体株の中で最も割安と評価されていることも買い安心感を誘ったようです
◎半導体セクター全体にAIデータセンター需要への楽観論が広がるなか、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>+11.44%、クアルコム<QCOM>+8.16%、アプライド・マテリアルズ<AMAT>+6.03%なども買われました
モデルナ<MRNA>
◎2026/05/08(金)終値54.35ドル+5.81ドル
◎クルーズ船でのハンタウイルス集団感染の発生を背景に、同社のワクチン開発に対する投機的な買いが集まり、前日比+11.96%高となりました
◎南米を出発したクルーズ船でげっ歯類由来のハンタウイルス感染症が発生し、WHO(世界保健機関)は公衆衛生上のリスクは低いと評価したものの、パンデミックへの警戒感から投資家の関心が高まったようです
◎モデルナは米陸軍や韓国の大学と共同でハンタウイルスを研究しており、mRNA技術を用いた治療法の開発が初期段階にあることが買い材料となったようです
◎あるアナリストは、ハンタウイルス市場が小規模であるため有意義な収益機会はないと指摘しつつも、今回の株価の動きは同社のmRNAプラットフォームの機敏性を評価するものだと分析しているようです
◎また、多くのアナリストは株価上昇の真のドライバーとして、5月末の学会で発表される予定のmRNAベースのがんワクチンの臨床試験データに注目しており、これが将来的な価値創造の主要因になるとの見方を示しているようです
クラウドフレア<NET>
◎2026/05/08(金)終値196.13ドル-60.66ドル
◎2026年1-3月期決算や今期の収益見通しは市場予想を上回ったものの、事前の期待値が高く利益確定売りに押され、前日比-23.62%の急落となりました
◎1-3月期決算は、売上高6億3,980万ドル(前年同期比33.5%増)が市場予想6億2,100万ドルを上回り、一株当たり利益0.25ドルも市場予想0.23ドルを上回りました
◎4-6月期の見通しについて、売上高予想を6億6,400万〜6億6,500万ドル、一株当たり利益予想を0.27ドルとし、いずれも市場予想を上回ったようです
◎2026年12月期今期の見通しについても、売上高予想を約28億1,000万ドル、一株当たり利益予想を1.19〜1.2ドルへと引き上げ、市場予想の27億9,000万ドルと1.12ドルをそれぞれ上回ったようです
◎しかし、今期の見通し引き上げが1-3月期の上振れ分を反映したに過ぎないと見なされ、今年に入り株価が30%上昇し前日に年初来高値を更新していたことから、利益確定売りを誘ったようです
モンスター・ビバレッジ<MNST>
◎2026/05/08(金)終値86.29ドル+10.32ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回り、積極的な海外展開による売上成長やエナジードリンク需要の堅調さが確認されたことが好感され、前日比+13.58%高となり上場来高値を更新しました
◎1-3月期決算は、売上高23億5,329万ドル(前年同期比26.9%増)が市場予想21億6,100万ドルを上回り、一株当たり利益0.58ドルも市場予想0.53ドルを上回りました
◎新興市場における手頃な価格帯のブランド「プレデター」や「フューリー」が牽引し、海外売上高が前年同期比約45%増の10億ドル超となり総売上高の約45%を占めるまでに成長したようです
◎アルミ缶や輸送費の高騰により粗利益率は若干低下したものの、売上高に占める営業費用や間接費の割合を削減したことや、米ドル安による為替の追い風も増益に寄与したようです
◎インフレや経済の不確実性が消費支出に圧力をかけるなかでも、エナジードリンクへの需要の強さが改めて証明され、市場の成長鈍化懸念を払拭したことが買い安心感を誘ったようです
デル・テクノロジーズ<DELL>
◎2026/05/08(金)終値260.46ドル+30.19ドル
◎トランプ大統領が「デル製品を買いに行こう」と呼びかけたことが好感され、前日比+13.11%の急騰となったようです
◎トランプ大統領は演説の中で、同社が「インベスト・アメリカ」構想に62億5,000万ドルという巨額の資金を投資し、米国経済へ多大な貢献をしていることを称賛しました
◎そして「GO out and buy a Dell (デル製品を買いに行こう)」と呼びかけました
◎大統領からの公的な支持表明は、ブランド認知度と消費者の信頼感を高め、将来的な売上や収益の増加につながる可能性があると見られたようです
メルカドリブレ<MELI>
◎2026/05/08(金)終値1,632.52ドル-237.49ドル
◎2026年1-3月期決算で売上高が市場予想を上回ったものの、利益が予想を下回ったことが嫌気され、前日比-12.69%の急落となりました
◎1-3月期決算は、売上高88億4,500万ドル(前年同期比49%増)が市場予想82億9,166万ドルを上回り、一株当たり利益8.23ドルは市場予想の9.37ドルを下回りました
◎ブラジルなどの市場において送料無料の最低購入金額を引き下げる戦略をとり、費用負担が増加したことなどが影響し、営業利益が前年比20%減少したとのことです
◎しかし、この積極的な事業拡大策により、流通総額(GMV)は世界全体で36%増、ブラジルで38%増加し、ブラジルのユニークバイヤー数は前年同期比32%増と5年ぶりの高成長を記録したようです
◎また、フィンテック部門も好調で、月間アクティブユーザー数が前年同期比29%増の8,300万人に達し、クレジットポートフォリオも同87%増の146億ドルと過去最大の四半期増加を記録したようです
◎利益の減少が懸念されたものの、フリーキャッシュフローは18億ドルと前年同期の7億5,900万ドルから急増しており、同社が依然として健全な財務状況を保っていると評価する見方もあるようです
【関連記事】
・「株主還元余力」が高そうな高配当日米株10選
・出遅れ株物色で注目の日米株16選
・NISAで何が買われている?最新トレンドと注目ファンド6選
・長期金利が29年ぶりの水準に上昇! 「金融関連」日本株14選
・ビットコイン底打ち?原油と金(ゴールド)の動向は?関連日米15選
・日経平均6万円達成!上値メドと注目の日本株18選
・アナリストの目標株価を35%超下回る割安な米国株5選【2026年5月】
