アーム・ホールディングス ADR<ARM>
◎2026/05/07(木)終値213.31ドル-23.99ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回ったものの、供給制約によりAI半導体の売上高見通しを据え置いたことが嫌気され、前日比-10.1%の急落となりました
◎1-3月期決算は、売上高14億9,000万ドル(前年同期比20%増)が市場予想14億7,081万ドルを上回り、一株当たり利益0.6ドルも市場予想0.58ドルを上回りました
◎自社開発するAI向けCPU「AGI CPU」に対する今後2年間の需要が従来の10億ドルから20億ドルへ急増したものの、同期間の販売額見通しを10億ドルに据え置いたことが供給能力への懸念を強めたようです
◎バンク・オブ・アメリカ<BAC>-1.58%のアナリストは、ウエハーなどの供給制約が売上高の上振れを抑制していると指摘し、長期的な市場シェアは伸び悩むとして、投資判断を「中立」に据え置きました
◎ゴールドマン・サックス・グループ<GS>-1.22%のアナリストは投資判断「売り」を維持し、目標株価を125ドルから150ドルに引き上げ、また別のアナリストは投資判断「買い」を維持し、目標株価を165ドルから265ドルに引き上げました
PayPay ADS<PAYP>
◎2026/05/07(木)終値19.27ドル-2.09ドル
◎2026年1-3月期決算および前期の実績が市場予想を上回ったものの、今期の売上高見通しがやや下方修正されたことが嫌気され、前日比-9.78%の大幅安となりました
◎1-3月期決算を含む2026年3月期前期の業績は、営業レバレッジの改善や厳格な経費管理により営業利益が800億円と市場予想を上回り、純利益は前年比3倍の1,178億円へ急拡大しました
◎ECサイトでの決済増やPayPayカードの利息収入増に加え、PayPay銀行の住宅ローンが伸びて貸付残高が前年比34%増の1.2兆円に達したことが収益を牽引したようです
◎2027年3月期今期の見通しについて、調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)予想を1,345億〜1,405億円と市場予想を上回る計画を示したものの、営業収益予想を4,540億〜4,620億円とし、売上高予想がやや下方修正されたことが失望売りを誘ったようです
◎あるアナリストは、堅調な収益見通しや短期的な好材料が株価上昇を後押しすると評価し、投資判断「買い」を維持した上で目標株価を26ドルに据え置きました
データドッグ<DDOG>
◎2026/05/07(木)終値188.73ドル+45.02ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回り、今期の収益見通しを上方修正したほか、巨大テック企業との大型契約が好感され、前日比+31.32%高の急伸となり年初来高値を更新しました
◎1-3月期決算は、売上高10億642万ドル(前年同期比32.2%増)が市場予想9億6,011万ドルを上回り、一株当たり利益0.6ドルも市場予想0.51ドルを上回りました
◎年間経常収益(ARR)が10万ドルを超える顧客数が前年同期比21%増の4,550社に拡大し、AIモデル開発の巨大テック企業2社と大型契約を結んだことが説明会で明らかにされ、AI普及に伴うクラウド監視・分析需要の強さが確認されたようです
◎2026年12月期今期の見通しについて、売上高予想を従来の40億6,000万〜41億ドルから43億〜43億4,000万ドルへ、一株当たり利益予想を従来の2.08〜2.16ドルから2.36〜2.44ドルへとそれぞれ上方修正し、いずれも市場予想を上回る強気な計画が評価されたようです
◎あるアナリストは、同社のプラットフォーム需要が加速しており成長ストーリーへの自信が強まったと指摘し、目標株価を190ドルから220ドルへ引き上げました
◎これにより、モンゴDB<MDB>+10.61%やクラウドストライク・ホールディングス<CRWD>+8.04%なども買われました
フォーティネット<FTNT>
◎2026/05/07(木)終値110.97ドル+18.02ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回り、今期見通しの上方修正やAIセキュリティ需要の拡大期待から、前日比+20.03%高の急騰となり年初来高値を更新しました
◎1-3月期決算は、売上高18億4,960万ドル(前年同期比20.1%増)が市場予想17億3,318万ドルを上回り、一株当たり利益0.82ドルも市場予想0.62ドルを上回りました
◎売上高の先行指標とされるビリングズ(未収分を考慮した売上高)が前年同期比31%増の20億9,000万ドルとなり、市場予想18億2,000万ドルを大幅に超過したことが評価されたようです
◎好調な実績を受けて、2026年12月期今期の売上高、一株当たり利益、およびビリングズの見通しをそれぞれ上方修正したことが買い安心感を誘ったようです
◎あるアナリストは、AIランサムウェアやAIデータセンターの台頭で同社製品への需要が高まっていると指摘し、投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げ、目標株価を125ドルに設定しました
◎別のアナリストも投資判断「買い」を維持し、目標株価を100ドルから125ドルへ引き上げました
◎これにより、ゼットスケーラー<ZS>+10.05%、パロアルトネットワークス<PANW>+6.99%なども買われました
テスラ<TSLA>
◎2026/05/07(木)終値411.79ドル+13.06ドル
◎中国での販売好調を示すデータや、ガソリン価格高騰に伴うEV(電気自動車)需要の拡大期待が好感され、前日比+3.27%高となりました
◎中国乗用車協会によると、上海工場で生産した4月のEV販売台数(輸出含む)は79,478台となり、前年同月比36%増と6カ月連続の伸びを記録しました
◎中国市場では安価な現地メーカーとの価格競争激化が懸念されていましたが、主力市場での改善の兆しが見られたことで販売回復への安心感が広がったようです
◎中東紛争を背景としたガソリン価格の高止まりが中国や欧州での需要を押し上げているほか、北京モーターショーでの新モデル発表も消費者の関心を集めたようです
◎また、先月にオランダ当局から完全自動運転(FSD)の承認を得ており、経営陣が4-6月期中にEU全域での承認を見込んでいることも将来的な需要増への期待を高めた背景のようです
エヌビディア<NVDA>
◎2026/05/07(木)終値211.5ドル+3.67ドル
◎起業家イーロン・マスク氏率いるスペースXとAI新興アンソロピックの提携に伴い、エヌビディアのGPU(画像処理半導体)が大規模に活用されることが好感され、前日比+1.76%高となりました
◎アンソロピックのAI「クロード」の利用急増を受け、スペースXがテネシー州のデータセンターを貸し出し、エヌビディア製GPUを22万個以上備えた300メガワット相当の計算能力を提供するようです
◎マスク氏がX(旧Twitter)で「エヌビディアのGB300は最高のAIコンピューターだ」と投稿して同社製品を称賛したことで、AI分野における同社の成長余地が改めて意識されたようです
◎また、ソフトバンク<9434>が経済安全保障の観点から国産AIサーバーの開発や生産に乗り出し、エヌビディアなどと協議を始めたと報じられたことも将来的な事業機会の拡大として期待を集めたようです
ファストリー<FSLY>
◎2026/05/07(木)終値19.5ドル-12.07ドル
◎2026年1-3月期決算と今期の収益見通しは市場予想を上回ったものの、事前の期待値が高かったことや主力部門の売上高未達が嫌気され、前日比-38.23%の急落となりました
◎1-3月期決算は、売上高1億7,302万ドル(前年同期比19.8%増)が市場予想1億7,178万ドルを上回り、一株当たり利益0.13ドルも市場予想0.09ドルを上回りました
◎2026年12月期今期の見通しについて、売上高予想を従来の7億〜7億2,000万ドルから7億1,000万〜7億2,500万ドルへ、一株当たり利益予想を0.23〜0.29ドルから0.27〜0.33ドルへとそれぞれ上方修正し、いずれも市場予想を上回りました
◎しかし、AI普及を背景とした収益成長が見込まれて株価が昨年末から3.1倍に高騰していたため、主力であるネットワーク・サービスの売上高やコンピューティング売上高が予想に届かなかったことが失望売りを誘い、利益確定売りが出たようです
◎AI関連トラフィックの大部分を占めるセキュリティ部門の売上高は前年同期比47%増の3,880万ドルと好調でしたが市場予想をわずかに上回るにとどまり、あるアナリストは事前の期待値の高まりが下落圧力を強めたと指摘しています
タペストリー<TPR>
◎2026/05/07(木)終値130.52ドル-18.31ドル
◎2026年1-3月期決算や今期見通しは市場予想を上回ったものの、傘下ブランド「ケイト・スペード」の売上不振が嫌気され、前日比-12.3%の大幅安となりました
◎1-3月期決算は、売上高19億2,060万ドル(前年同期比21.2%増)が市場予想17億8,588万ドルを上回り、一株当たり利益1.66ドルも市場予想1.3ドルを上回りました
◎主力ブランド「コーチ」がSNSを通じたZ世代の顧客獲得などにより売上高31%増と全体を牽引した一方で、「ケイト・スペード」の売上高が10%減となり市場予想以上に落ち込んだことが嫌気されたようです
◎これにより、高値もみ合いとなっていた株価は、利益確定売りに押されたようです
◎一方、好調なコーチの業績を受け、2026年6月期今期の売上高予想を従来の77億5,000万ドルから79億5,000万ドルへ、一株当たり利益予想を従来の6.4〜6.45ドルから6.95ドルへとそれぞれ上方修正しました
◎経営陣はコーチのマーケティング費用を約50%増の年間10億ドル近くまで拡大させており、比較的安価な価格帯を強みに感情的なつながりを構築する戦略が若年層の新規顧客獲得に貢献しているようです
ゾエティス<ZTS>
◎2026/05/07(木)終値87.31ドル-23.91ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を下回ったことに加え、今期見通しの下方修正やペット向けプレミアム製品の需要鈍化が嫌気され、前日比-21.49%の急落となり年初来安値を更新しました
◎1-3月期決算は、売上高22億6,200万ドル(前年同期比1.9%増)が市場予想23億136万ドルを下回り、一株当たり利益1.53ドルも市場予想1.6ドルを下回りました
◎家畜部門や海外事業の売上高はそれぞれ12%、10%増加したものの、マクロ経済の圧力を受けて米国のペット飼い主が価格に敏感となり、動物病院への来院回数減少や同社が強みとする高価格帯製品の需要が軟化したようです
◎また、皮膚用医薬品や寄生虫駆除薬などにおいて競合他社との競争が激化したことで、米国のペット部門の売上高が11%減少したことも失望売りを誘ったようです
◎これを受けて、経営陣が2026年12月期今期の実質的な営業収益と一株当たり利益の成長率見通しをそれぞれ3.5%、4%へと下方修正し、市場予想を下回ったことで将来的な収益性への警戒感が強まったようです
ベクトン・ディッキンソン<BDX>
◎2026/05/07(木)終値153.26ドル+8.5ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回り、今期の利益見通しを上方修正したことが好感され、前日比+5.87%高となりました
◎1-3月期決算は、売上高47億1,400万ドル(前年同期比5.2%増)が市場予想46億7,177万ドルを上回り、一株当たり利益2.9ドルも市場予想2.78ドルを上回りました
◎経営陣は同社事業の90%以上が中程度の1桁台の成長を達成したと説明し、1-3月期中に20億ドル規模の自社株買い加速プログラムを完了させたことも評価されたようです
◎また、2026年9月期今期の一株当たり利益予想を従来の12.35〜12.65ドルから12.52〜12.72ドルへ引き上げ、市場予想の12.48ドルを上回ったことも買い安心感を誘ったようです
◎また、暫定CFO(最高財務責任者)を務めていたヴィトール・ロケ氏が正式にCFOに就任したことも発表され、経営体制の安定化も好感されたようです
アクソン・エンタープライズ<AXON>
◎2026/05/07(木)終値426.89ドル+41.03ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回り、海外売上高の急増や今期見通しの上方修正が好感され、前日比+10.63%高となりました
◎1-3月期決算は、売上高8億734万ドル(前年同期比33.7%増)が市場予想7億7,890万ドルを上回り、一株当たり利益1.61ドルも市場予想1.6ドルを上回りました
◎米国以外の売上高が前年の7,430万ドルから1億6,080万ドルへと急増して全体の約5分の1を占めるまでに成長し、営業利益も5四半期連続の赤字から2,900万ドルの黒字へ転換したことが好感されたようです
◎カメラや通信ソフトウェアへのAI統合による製品収益が前年同期比で700%以上増加したほか、2026年12月期今期の売上高成長率予想の中央値を従来の28.5%から31%へ上方修正したことも買い安心感を誘ったようです
アップラビン<APP>
◎2026/05/07(木)終値498.87ドル+30.04ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回り、今期の強気な収益見通しや巨額の自社株買いが好感され、前日比+6.4%高となりました
◎1-3月期決算は、売上高18億4,244万ドル(前年同期比24.2%増)が市場予想17億7,371万ドルを上回り、一株当たり利益3.56ドルも市場予想3.44ドルを上回りました
◎調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)が15億6,000万ドルとなり市場予想の15億ドルを上回ったことで、AIを活用したモバイルアプリ向け広告プラットフォームの需要の強さが確認されたようです
◎4-6月期の見通しについて、売上高予想を19億2,000万〜19億5,000万ドル、調整後EBITDA予想を16億2,000万〜16億5,000万ドルと予測しており、堅調な業績拡大が見込まれることが評価されたようです
◎また、1-3月期中に総額10億ドルで220万株の自社株買いを実施したことも買い安心感を誘ったようです
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