【株価が動いた理由】エヌビディア、マイクロン、クアルコム、ベライゾン、ドミノ・ピザ、アドビ、スナップ
目次

エヌビディア<NVDA>

マイクロン・テクノロジー<MU>

クアルコム<QCOM>

ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>

ドミノ・ピザ<DPZ>

アドビ<ADBE>

スナップ<SNAP>

【株価が動いた理由】エヌビディア、マイクロン、クアルコム、ベライゾン、ドミノ・ピザ、アドビ、スナップ

エヌビディア<NVDA>

◎2026/04/27(月)終値216.61ドル+8.34ドル

◎AI関連需要の根強さと半導体セクター全体の騰勢を背景に、前日比+4%高となり上場来高値を更新しました

◎前週のインテル<INTC>+2.96%やテキサス・インスツルメンツ<TXN>-2.75%の好決算を受け、データセンター向け需要が意識されたほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が18連騰を記録した流れが追い風となったようです

◎2027年までのAI半導体「ブラックウェル」および「ルービン」の受注額が1兆ドルを超えるとの見通しに加え、今週予定される米巨大ハイテク各社の決算で設備投資額の増額期待が高まっているようです

JPモルガン・チェース<JPM>+1.08%のアナリストが2027年の設備投資額40%増を予測したほか、バンク・オブ・アメリカ<BAC>+1.11%のアナリストはエヌビディアのフリーキャッシュフローがアップル<AAPL>-1.27%とマイクロソフト<MSFT>+0.04%の合算に匹敵するとの分析を示し、株主還元の強化期待も浮上したようです

◎3月30日の年初来安値164.27ドルから+31.99%上昇しているものの、アナリストの9割以上が投資判断「買い」を維持し、目標株価の平均は約269ドルとなっているようです

 

マイクロン・テクノロジー<MU>

◎2026/04/27(月)終値524.56ドル+27.84ドル

◎アナリストの高評価が好感され、前日比+5.6%高となり上場来高値を更新しました

◎あるアナリストが、メモリを「AI関連の中核」と位置付け、ハイパースケーラー(巨大データセンターを運営する大企業)との複数年にわたる供給契約への移行が企業価値を押し上げるとして、投資判断「買い」、目標株価を700ドルに設定したことが好感されたようです

◎過去1年間で株価が558%上昇した一方、予想PERは6.4倍と半導体業種の平均25倍を大きく下回っており、成長性に対する割安感が意識されているようです

◎エージェント型AIやフィジカルAIの台頭により、モデル性能の向上にメモリは不可欠な部品となっており、3~4年は堅調な需要が続くと見ているようです

 

クアルコム<QCOM>

◎2026/04/27(月)終値150.26ドル+1.41ドル

◎オープンAIとスマートフォン向け半導体を共同開発しているとの観測が報じられ、取引時間中に一時前日比+8.16%と急騰しましたが、その後は利益確定売りに押され+0.94%高で引けました

◎あるアナリストが「オープンAIはクアルコムらと2028年の量産を目指しスマホ用チップを開発中」とSNSに投稿したことが好感されたようです

◎これまでAI分野で競合に後れを取っていたクアルコムにとって、ハイエンドスマホ市場での新たな買い替え需要や、エコシステム構築による収益拡大への期待が好感されたようです

◎一方で、スマホ市場での競争激化が懸念されたアップルは売られました

 

ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>

◎2026/04/27(月)終値47.1ドル+0.72ドル

◎2026年1-3月期決算で携帯通信事業の改善が示されたほか、今期の利益見通しを引き上げたことが好感され、一時前日比+4.89%高となりましたが、その後は利益確定売りに押され+1.55%高で引けました

◎1-3月期決算は、売上高344億4,000万ドル(前年同期比3%増)が市場予想348億2,000万ドルを下回りましたが、一株当たり利益は1.28ドルと市場予想1.21ドルを上回りました

◎携帯電話の個人向けポストペイド(後払い)新規契約者数が5万5,000人の純増となり、市場予想8万7,000人の純減に反して1-3月期としては2013年以来、初めて増加に転じたことがサプライズとなったようです

◎EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)が7%増の134億ドルと四半期ベースで過去最高を更新したほか、2026年12月期今期の一株当たり利益予想を従来の4.90~4.95ドルから4.95~4.99ドルへ上方修正しました

◎昨年10月に就任したダン・シュルマン最高経営責任者(CEO)による経営立て直しが進捗していると受け止められており、CEOは「経営改善は進捗し、勢いも増している」と自信を示しました

 

ドミノ・ピザ<DPZ>

◎2026/04/27(月)終値335.3ドル-32.53ドル

◎2026年1-3月期決算で売上高と一株当たり利益がともに市場予想を下回り、インフレ高止まりによる消費環境の悪化が嫌気され、前日比-8.84%の大幅安となりました

◎1-3月期決算は、売上高11億5,059万ドル(前年同期比3%増)が市場予想11億6,275万ドルを下回り、一株当たり利益4.13ドルも市場予想4.27ドルをそれぞれ下回りました

◎米国既存店売上高が0.9%増と市場予想2.3%増に届かなかったほか、海外部門の既存店売上高が0.4%減と市場予想0.7%増に反して減収となったことが失望を誘ったようです

◎経営陣は「消費者心理がコロナ禍以来の低水準にある」と指摘し、インフレが購入の決断に悪影響を与えているほか、同業他社による値引き攻勢といった競争激化が収益を圧迫したと説明しました

◎決算とあわせて、取締役会が新たに10億ドルの自社株買い枠を承認したと発表しましたが、足元の既存店売上の伸び悩みや通期見通しへの不透明感が強く、買い材料視されなかったようです

 

アドビ<ADBE>

◎2026/04/27(月)終値239.31ドル-6.13ドル

◎アナリストの投資判断の引き下げを受け、AI台頭に伴う競争激化や成長停滞への懸念から、前日比-2.49%安となりました

◎あるアナリストが、投資判断を「買い」から「中立」へ、目標株価を315ドルから270ドルに引き下げたことが嫌気されたようです

◎市場で同社が「AI分野の敗者」と位置付けられている点や、短期的な買い材料の欠如を指摘したようです

◎年間経常収益の65%以上を占める個人・中小企業向け分野で、競合するAIや安価なデザインツールに対し競争力を失いつつあると見ているようです

◎画像生成AI「Firefly」の収益貢献がわずかに留まる一方で、運用コストが利益率を圧迫する可能性や、生成AIの普及により画像編集ソフトそのものの収益性が低下するリスクが懸念されたようです

◎先週発表した企業向けAIエージェントプラットフォーム「CXエンタープライズ」についても、浸透には時間がかかるとの慎重な見方も示されたようです

 

スナップ<SNAP>

◎2026/04/27(月)終値6.06ドル+0.41ドル

◎アナリストによる投資判断の引き上げと目標株価の倍増を受け、前日比+7.25%高となりました

◎あるアナリストが、2026年度に大幅な黒字化を達成するとして、5月6日の決算発表を前に投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げ、目標株価を5ドルから10ドルへ引き上げたことが好感されたようです

◎売上高構成の改善が評価されており、広告収入の7%増に加え、サブスクリプション収入が2028年度までに17.6億ドル規模(2025年度比で2倍以上)へ急増し、高利益率なビジネスモデルへ移行すると見ているようです

◎2026年度の粗利益率目標60%超は十分に達成可能と指摘されたほか、株価が依然として割安で、ファンダメンタルズの改善に伴う再評価を期待しているようです

 

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