【株価が動いた理由】オラクル、デル、インテル、オン・セミコンダクター、ゴールドマン・サックス
目次

オラクル<ORCL>

デル・テクノロジーズ<DELL>

インテル<INTC>

オン・セミコンダクター<ON>

ゴールドマン・サックス・グループ<GS>

【株価が動いた理由】オラクル、デル、インテル、オン・セミコンダクター、ゴールドマン・サックス

オラクル<ORCL>

◎2026/04/13(月)終値155.62ドル+17.53ドル

◎ソフトウェア関連株全体への買い戻しで、前日比+12.69%高と急騰しました

◎アンソロピックの新型AIモデル「クロードミトス」への警戒感から先週まで無差別な売りが続いていたものの、過度な懸念が後退したことで、オラクルなどの割安感が出たソフトウェア関連株に投資資金が急激に還流したようです

◎また、カスタマーエッジサミットにて、2025年に住宅向け顧客のコストを3億6,900万ドル削減したAIプラットフォーム「Opower」や管理ツール「Aconex」の機能強化を披露し、AIによる公益事業の複雑さの解消と効率化を強調したことも好感されたようです

◎さらに、米イラン交渉の決裂に伴う地政学リスクの高まりを受け、サイバー攻撃への備えとしてクラウドインフラやセキュリティ需要が改めて意識されたことも、オラクル株の上昇を後押しする材料となったようです

◎あるアナリストが、先週までの「深刻な売り」は行き過ぎであり、AIインフラの恩恵を受ける企業を見極める動きが強まっていると指摘したことも投資家心理を強気に傾けた背景のようです

◎これにより、スノーフレイク<SNOW>+10.84%、クラウドフレア<NET>+10.19%、サービスナウ<NOW>+7.3%、アトラシアン<TEAM>+7.26%、ワークデイ<WDAY>+6.59%、アドビ<ADBE>+6.54%、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>+6.12%、セールスフォース<CRM>+4.76%、パロアルトネットワークス<PANW>+4.35%、マイクロソフト<MSFT>+3.64%、パランティア・テクノロジーズ<PLTR>+3.36%なども買われました

◎なお、取引終了後にブルームエナジーとの提携拡大を発表し、AIデータセンター向けに最大2.8ギガワットの燃料電池を調達する計画を明らかにしたことで、オラクル株は時間外取引でも+2%となりました

 

デル・テクノロジーズ<DELL>

◎2026/04/13(月)終値189.79ドル+11.99ドル

エヌビディア<NVDA>+0.36%によるパソコン大手企業の買収観測が伝わり、収益機会の拡大期待から、前日比+6.74%高となり上場来高値を更新しました

◎「エヌビディアが1年以上前から大手パソコン・サーバー企業と買収交渉を行っている」との報道で、関連製品を手掛けるデルに思惑買いが向かったようです

◎あるアナリストが、半導体企業による機器メーカーの買収は「AIコンピューティングの垂直統合を可能にする合理的な戦略」との見解を示したことも投資家の期待を後押ししました

◎エヌビディアがチップ設計からパソコン本体の製造までを一貫して手掛けることで、ネット経由のクラウドではなく、手元のパソコンや社内サーバーで直接AIを動かす「オンプレミスAI」の普及が早まるとの期待も買いを誘ったようです

◎これにより、エイチピー<HPQ>+5.31%なども買われました

◎なお、通常取引終了後に「エヌビディアは買収報道を否定した」との報道があり、デルの株価は時間外取引で-1.93%となりました

 

インテル<INTC>

◎2026/04/13(月)終値65.18ドル+2.8ドル

◎アナリストによる目標株価の引き上げが相次いだことが好感され、前日比+4.48%高となり9連騰しました

◎あるアナリストが、インテルのCPU事業の持続性や製造プロセスの進展を高く評価し、投資判断「買い」を維持し、目標株価を57ドルから76ドルへ大幅に引き上げました

◎別のアナリストも、投資判断「中立」を維持し、目標株価を51ドルから65ドルに引き上げました

アルファベット<GOOGL>+1.28%傘下のグーグルとの提携やイーロン・マスク氏のプロジェクト「テラファブ」への参画といった一連の好材料が、インテルの収益力を中期的に押し上げるとの期待が投資家の間で強まっているようです

◎サーバー用CPUの価格を約10%引き上げたことや、次世代の「14A」プロセス開発キットのリリースが外部顧客の獲得を加速させるとの強気な見通しも背景のようです

 

オン・セミコンダクター<ON>

◎2026/04/13(月)終値71.02ドル+2.37ドル

バンク・オブ・アメリカ<BAC>のアナリストによる投資判断の引き上げが好感され、前日比+3.45%高となりました

◎アナリストは投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を70ドルから85ドルへ引き上げ、他の半導体銘柄に出遅れていたオン・セミコンダクターの株価には「巻き返す余地がある」と分析したようです

◎車載や電気自動車(EV)向けの需要停滞を踏まえ「引き上げは少し時期尚早かもしれない」としつつも、堅調なフリーキャッシュフローの創出や自社株買いへの積極的な姿勢を評価しているとのことです

◎AI向け電力管理製品への露出強化や、コスト削減を通じた収益性の改善に加え、9月に予定されているアナリストデーが新たな成長のきっかけになるとの期待も背景にあるようです

◎これにより、テキサス・インスツルメンツ<TXN>+0.92%などの関連銘柄も買われました

 

ゴールドマン・サックス・グループ<GS>

◎2026/04/13(月)終値890.79ドル-17.01ドル

◎2026年1-3月期決算で売上高と一株当たり利益が市場予想を上回ったものの、債券関連部門の減収が嫌気され、前日比-1.87%安となりました

◎債券・為替・商品部門のトレーディング収入が前年同期比-10%減と落ち込み、特に金利デリバティブや住宅ローン取引が振るわなかったことが材料視されたようです

◎好決算への期待から事前に株価が上昇していたため、決算発表を受けて利益確定目的の「材料出尽くしの売り」が出やすかったことも背景にあるようです

◎デビッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)が、中東情勢の混乱やホルムズ海峡の封鎖懸念により、3月の新規株式公開(IPO)の動きが鈍化したと述べ、先行きの不透明感を示唆したことも投資家の慎重姿勢を誘ったようです

◎あるアナリストが、投資銀行業務の回復が長期化したり市場が冷え込んだりした場合、さらなる株価調整のリスクがあると警告したことも背景のようです

 

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