【株価が動いた理由】テスラ、インテル、AMD、GM、スポティファイ、シェブロン、RTX
目次

テスラ<TSLA>

インテル<INTC>

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>

ゼネラル・モーターズ<GM>

スポティファイ・テクノロジー<SPOT>

シェブロン<CVX>

アールティーエックス<RTX>

【株価が動いた理由】テスラ、インテル、AMD、GM、スポティファイ、シェブロン、RTX

テスラ<TSLA>

◎2026/04/02(木)終値360.59ドル-20.67ドル

◎2026年1-3月期の世界販売台数が前年同期比6%増の35万8,023台にとどまり、市場予想の37万台を下回ったことが嫌気され、前日比-5.42%安となりました

◎主力の「モデル3」や「モデルY」の販売が想定に届かなかったほか、生産台数が販売を約5万台上回り在庫が増加していることが将来的な値引き懸念につながったようです

◎米国でのEV購入税額控除の廃止による価格面の魅力低下や、欧州における自動運転システム「フルセルフドライビング(FSD)」への厳しい規制による承認延期などが引き続き逆風となっているようです

◎蓄電システムの設置容量が8.8ギガワット時と前四半期から大幅に減少し、期待の大きいエネルギー事業が市場予想を大きく下回ったことも失望売りを誘ったようです

◎あるアナリストが今回の販売実績を「かなり期待外れ」と指摘したほか、トランプ大統領の対イラン強硬発言に伴う地政学リスクの再燃も重荷となったようです

 

インテル<INTC>

◎2026/04/02(木)終値50.38ドル+2.35ドル

◎アイルランド工場の持ち分買い戻しに続き、カナダの資産運用会社ブルックフィールドとの共同投資プログラム(SCIP)からの撤退も将来的な好材料になるとの期待から、前日比+4.89%高と続伸しました

◎次世代プロセスノード「14A」の顧客からの前払い金や子会社株式の売却などを通じた資金確保により、最大300億ドル規模の共同投資の解消が可能であるとのアナリストの見解が材料視されたようです

◎今回の決定は自社のファウンドリ事業に対する強い自信の表れと受け止められており、収益向上に伴う業績予想の上方修正を期待する声も上がっているようです

◎AIモデルを実行する「推論」需要の急増によりサーバー用CPUへの関心が一段と高まっており、データセンター向け製品の需要増が収益を一段と押し上げるとの期待も買いを誘ったようです

 

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>

◎2026/04/02(木)終値217.5ドル+7.29ドル

◎トランプ大統領の演説を受け寄り付きは下落したものの、半導体供給網への影響は限定的とのアナリストの見解が買い戻しを誘い、前日比+3.46%高となりました

◎あるアナリストが、中東紛争が2カ月未満で終結すれば半導体業界への影響は最小限にとどまるとの分析を示したことが好感されたようです

◎製造に不可欠なヘリウムの供給リスクに対し、主要企業の十分な備蓄から、短期的には影響が相殺されると見ているとのことです

◎また、台湾の電力供給源である天然ガスの備蓄状況についても、当局の「5月まで十分ある」との見解が示されたことも安心感につながったようです

◎主要半導体企業は財務体質が強固であり、有事の際も物流などの優先順位が高いことから、収益への影響は限定的との見方が広がっているようです

◎これにより、エヌビディア<NVDA>+0.93%や、ブロードコム<AVGO>+0.33%、マーベル・テクノロジー<MRVL>+0.37%なども戻しました

 

ゼネラル・モーターズ<GM>

◎2026/04/02(木)終値72.54ドル-2.5ドル

◎2026年1-3月期の米国内販売台数が前年同期比9.7%減の62万6,429台と低迷し、市場予想を下回ったことが嫌気され、前日比-3.33%安となりました

◎1-2月に米国を襲った記録的な寒波によるショールームへの来客減に加え、前年同期の販売が非常に好調(前々期比+17%増)だったことによる反動が響いた格好です

◎昨年9月末にEV購入時の連邦税額控除が廃止された影響が続いており、主力ブランド「キャデラック」の販売が前年同期比26%減となるなど、EV販売の落ち込みが顕著となっているようです

◎高止まりする借入コストや車両価格の上昇が消費者の購買意欲を抑制しており、自動車業界全体への需要減退懸念が改めて意識されているようです

◎これにより、販売台数が前年比9%減となったフォード・モーター<F>-0.68%も売られました

 

スポティファイ・テクノロジー<SPOT>

◎2026/04/02(木)終値488.97ドル+18.96ドル

◎あるアナリストが、投資判断「買い」を維持し、目標株価を750ドルに設定したことを好感し、前日比+4.03%高となりました

◎音楽配信から総合オーディオプラットフォームへの進化や、プレミアムプランの加入者増に伴う収益性の向上が改めて評価されているようです

◎2026年の収益成長率が通信サービス業界平均(2.83%)を大幅に上回る14.1%に達するとの強気な予測も、投資家の買い安心感につながったようです

◎ポッドキャストや広告事業の成長により、コンテンツ制作費を抑制しながら利益率を改善させるロードマップが明確になっている点も背景のようです

 

シェブロン<CVX>

◎2026/04/02(木)終値198.97ドル+1.56ドル

シティグループ<C>+0.04%のアナリストが、目標株価を210ドルから235ドルへ引き上げたことを好感し、前日比+0.79%高となりました

◎中東情勢の悪化から、石油エネルギー関連株に資金が向かうと見ているとのことです

◎また、トランプ大統領の演説で停戦の具体的な道筋が示されなかったことで中東情勢の緊迫化が再燃し、WTI原油先物が前日比+11.41%高の111.54ドルと大幅高したことも追い風となったようです

◎イランによるバーレーンのアマゾン・ドット・コム<AMZN>-0.38%関連施設への攻撃など、軍事衝突が広範囲に波及する懸念がエネルギー株への資金流入を促した面もあるようです

◎これにより、同じく目標株価が135ドルから150ドルに引き上げられたコノコフィリップス<COP>+1.66%や、デボン・エナジー<DVN>+1.85%、EOGリソーシーズ<EOG>+1.58%、フィリップス66<PSX>+0.32%、ウィリアムズ・カンパニーズ<WMB>+0.23%なども買われました

 

アールティーエックス<RTX>

◎2026/04/02(木)終値196.21ドル+1.49ドル

◎あるアナリストが、投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を232ドルから242ドルに引き上げたことを好感し、前日比+0.77%高となりました

◎対イラン軍事作戦「エピック・フューリー」の継続により、トマホークやパトリオットといったミサイルや弾薬への持続的な需要が2028年まで収益を牽引するとの見方が示されたようです

◎作戦開始から16日間で消費された弾薬の補充だけで約60億ドルの費用がかかると推計されており、在庫確保に向けた国防総省との新規契約が利益率の向上に寄与すると指摘しています

◎不採算な固定価格契約から成熟した生産プログラムへの受注移行が進むなか、防衛費の増加が原油高に伴う民間航空宇宙事業の減速を相殺するとの期待も買いを誘った格好です

◎これにより、同じく目標株価が651ドルから691ドルに引き上げられたロッキード・マーチン<LMT>+0.83%、733ドルから798ドルに引き上げられたノースロップ・グラマン<NOC>+0.78%や、L3ハリス・テクノロジーズ<LHX>+0.59%、ボーイング<BA>+0.43%なども買われました

 

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