マイクロン・テクノロジー<MU>
◎2026/03/03(火)終値379.68ドル-32.99ドル
◎韓国市場での半導体大手の急落を受け、エネルギー価格の高騰が製造コストを圧迫するとの懸念から、前日比-7.99%安となりました
◎世界最大のLNG輸入国の一つである韓国で、中東情勢緊迫化に伴うエネルギー価格の高騰が意識され、サムスン電子やSKハイニックスが急落した流れが米国市場にも波及したようです
◎イラン紛争の長期化による地政学リスクを背景に、ハイテク株全体でリスク回避の売りが強まったことも重石となったようです
◎これにより、シーゲート・テクノロジー・ホールディングス<STX>-5.77%も売られました
◎一方で、あるアナリストが来年度の一株当たり利益を市場予想の48ドルを大幅に上回る85ドルと予測するなど、AI需要による供給逼迫を背景とした長期的な収益拡大に期待する声も出ているようです
ニューモント<NEM>
◎2026/03/03(火)終値118.52ドル-10.21ドル
◎中東での軍事行動に伴うリスク回避の動きから、金や銀などが急落したことから、前日比-7.93%安となりました
◎有事のドル買いにより米ドルが独歩高となったことで、ドル建てで取引される商品価格に強い売り圧力がかかったようです
◎安全資産とされる金価格が3.8%下落したことに加え、原油高によるインフレ再燃や世界的な経済減速への懸念が、資源需要の先行きを不透明にさせたことも嫌気されたようです
◎金価格は2月初旬の4,600ドル台から直近は5,300ドル台まで回復し、史上最高値に迫っていただけに、利益確定売りが出やすかった面もあるようです
◎あるアナリストは紛争に伴う金属備蓄の必要性が将来の需要増に繋がると見ていますが、足元では不透明なリスクを回避する姿勢が優勢となったようです
◎これにより、フリーポート・マクモラン<FCX>-3.98%も売られました
インテル<INTC>
◎2026/03/03(火)終値43.1ドル-2.4ドル
◎中東での地政学的緊張の高まりを受け、原油価格が急騰したことで経済減速とインフレ再燃への懸念が強まり、前日比-5.27%安となりました
◎イランによるホルムズ海峡の封鎖報道でエネルギーコストが上昇し、コンピュータープロセッサーの製造コスト増が収益を圧迫するとの警戒感も重石となったようです
◎トランプ大統領が紛争の長期化(最長1か月)の可能性に言及したことで、不透明感から投資家の不安が一段と高まり、幅広い銘柄が売りに押されました
◎これにより、アプライド・マテリアルズ<AMAT>-5.6%、デル・テクノロジーズ<DELL>-5.45%、フォード・モーター<F>-5.15%、キャタピラー<CAT>-4%、テスラ<TSLA>-2.7%、エヌビディア<NVDA>-1.33%なども売られました
アトラシアン<TEAM>
◎2026/03/03(火)終値78.38ドル+4.58ドル
◎AIが既存ソフトの価値を損なうとの「AI脅威論」を背景に売り込まれていたソフトウェア株に押し目買いが入り、前日比+6.2%高となりました
◎地政学的緊張やインフレ懸念による不確実性が高まる中、先行して大幅下落が続いていたソフトウェア株に見直し買いの資金が向かったようです
◎また、大幅な株価下落を受けた空売り筋による買い戻しも上昇を加速させたようです
◎これにより、ワークデイ<WDAY>+7.16%、ユニティ・ソフトウェア<U>+6.09%、シースリー・エーアイ<AI>5.2%、ゼットスケーラー<ZS>+4.09%、アドビ<ADBE>+3.87%、サービスナウ<NOW>+3.44%、インテュイット<INTU>+3.41%、フェア・アイザック<FICO>+2.87%、セールスフォース<CRM>+1.6%なども買われました
モデルナ<MRNA>
◎2026/03/03(火)終値49.83ドル-3.02ドル
◎この日の通常取引は-5.7%安で終えましたが、取引終了後に発表したコロナワクチン特許訴訟の和解合意を受けて、時間外取引で+8.35%上昇しました
◎米アービュタス・バイオファーマなどとの世界的な特許紛争について、和解金を支払うことで全面解決に合意したと発表しました
◎合意に基づき、2026年7-9月期に9億5,000万ドルの一時金を支払うほか、別の訴訟結果次第で最大13億ドルを追加で支払う予定のようです
◎モデルナはアービュタスらの技術を許可無くコロナワクチンの開発に使用したとして訴えられていましたが、この和解により今後のロイヤルティー支払いが発生しないことが判明し、収益の先行き不透明感が後退したことが買いを誘ったようです
ピンタレスト<PINS>
◎2026/03/03(火)終値19.1ドル+1.62ドル
◎アクティビスト(物言う株主)のエリオット・インベストメント・マネジメントから10億ドルの戦略的投資を受けると発表し、前日比+9.26%高と急騰しました
◎あわせて新たに35億ドルの自社株買いを承認。エリオットからの資金は、短期間で大量の株を取得する「加速型自社株買い」に充てる予定のようです
◎エリオットが購入する転換社債の転換価格は約22.72ドルで2日終値に対し30%のプレミアムが上乗せされており、株式価値の改善を期待した買いが入ったようです
ターゲット<TGT>
◎2026/03/03(火)終値120.8ドル-+7.63ドル
◎決算が好感され、前日比+6.74%高となりました
◎2025年11月-2026年1月期の一株当たり利益2.44ドルが市場予想2.16ドルを上回りました。売上高はわずかに届かなかったものの、会員数の伸びが収益を支えたようです
◎2月に就任したフィデルケ新最高経営責任者(CEO)が、店舗やITへの60億ドルの投資を含む再建計画を表明したことも好感されたようです
◎不振が続いていた家庭用品やアパレル部門の刷新、食料品への注力により成長を取り戻す強い姿勢を示したことが、投資家の信頼回復に繋がったようです
◎2027年1月期今期の一株当たり利益予想7.5~8.5ドルも市場予想7.6ドルを上回り、直近2月の販売が堅調に推移していると明かしたことも業績回復への期待を高めたようです
モンゴDB<MDB>
◎2026/03/03(火)終値252.73ドル-72.28ドル
◎2025年11月-2026年1月期決算は好調だったものの、2026年2-4月期の一株当たり利益予想が市場予想に届かなかったことが嫌気され、前日比-22.23%安と急落しました
◎2-4月期の一株当たり利益予想1.15-1.19ドルが市場予想1.2ドルを下回ったことが失望売りを誘ったようです
◎2-4月期および2027年1月期今期の売上高予想の中央値が市場予想に届かず、主力の「アトラス」の成長鈍化懸念が意識されたようです
◎AIの普及が既存ソフトウェアの価値を損なうとの懸念を背景とした、ソフトウェア株全般の売りも株価の押し下げ要因となったようです
◎一方で、11-1月期については、売上高が前年同期比26.7%増の6億9,507万ドル、一株当たり利益が1.65ドルと共に市場予想を上回りました
◎有力アナリストの多くは「AIは長期的な成長の触媒になる」として強気の投資判断を維持しており、今回の急落を「魅力的な買い好機」指摘する声もあり、目標株価は370~400ドルとしているようです
【関連記事】
・金(ゴールド)とビットコイン関連の株や投資信託11選
・イラン攻撃で注目の「防衛/資源/海運」日米株16選
・株価下落でチャンス?「ソフトウェア」日米株8選
・エヌビディア決算で注目のAI関連日米株10選
・ウォーレン・バフェット最後のポートフォリオは?保有上位10銘柄
・日銀人事案で利上げ観測後退し注目の日本株9選
・【2026年2月】NISA人気銘柄ランキング
