ネットフリックス<NFLX>
◎2025/10/22(水)終値1,116.37ドル-124.98ドル
◎7-9月期決算で一株当り利益が市場予想を下回ったことや、今期の営業利益率見通しを下方修正したことが嫌気され、前日比-10.06%の大幅安となりました
◎7-9月期の売上高は115億1,000万ドル(前年同期比17.2%増)で市場予想115億1,000万ドルと一致しましたが、一株当り利益は5.87ドルで市場予想6.96ドルを下回りました
◎ブラジル税務当局との係争に関連し約6億1,900万ドルの費用を計上したことが利益を圧迫したようです。また、2025年12月期今期の営業利益率見通しを従来の30%から29%へ引き下げたことも売り材料となったようです
インテューイティブ・サージカル<ISRG>
◎2025/10/22(水)終値527.03ドル+64.29ドル
◎7-9月期決算が市場予想を大幅に上回ったことや、通期の見通しを引き上げたことが好感され、前日比+13.89%の大幅高となりました
◎7-9月期の売上高が25億1,000万ドル(前年同期比23%増)で市場予想24億1,000万ドルを上回り、調整後の一株当り利益が2.40ドルで市場予想1.99ドルを上回りました
◎また、手術支援ロボット「ダビンチ」の手術件数が好調で、2025年12月期今期の手術件数見通しを上方修正したことも買い材料となったようです
コインベース・グローバル<COIN>
◎2025/10/22(水)終値320.33ドル-18.29ドル
◎暗号資産(仮想通貨)市場が全体的に下落したことを受け、同社株も売られ、前日比-5.4%の大幅安となりました
◎代表的な暗号資産であるビットコインの価格が、11万2,000ドル近辺から10万8,000ドル前後まで下落したことが背景にあるようです
◎また、地政学的な緊張の高まりや経済の不透明感から、投資家がリスクの高い資産への投資意欲を低下させていることも、売り材料となったようです
ドラフトキングス<DKNG>
◎2025/10/22(水)終値34.7ドル+1.08ドル
◎予測市場を運営する企業の買収を発表し、新たな市場への参入が好感され、前日比+3.21%高となりました
◎予測市場を運営する「レイルバード・テクノロジーズ」を21日夕に買収すると発表しました
◎また、この買収により、政治イベントやスポーツの結果などに賭ける予測市場に参入する計画も公表し、競争激化への懸念が和らいだようです
マーベル・テクノロジー<MRVL>
◎2025/10/21(火)終値81.05ドル-3.21ドル
◎テキサス・インスツルメンツ<TXN>が市場予想を下回る10-12月期の業績見通しを発表したことが嫌気され、前日比-3.8%の大幅安となりました
◎TIの慎重な見通しは半導体業界の先行指標とみなされており、産業用や車載、電子機器向け半導体への懸念が広がったようです
◎また、この流れを受けて、オン・セミコンダクター<ON>-5.71%、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>-3.27%、インテル<INTC>-3.14%など他の半導体関連株も下落しました
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ<IBM>
◎2025/10/22(水)終値287.51ドル+5.46ドル(+1.93%)
◎7-9月期決算で期待されたソフトウエア部門の売上高が市場予想並みにとどまり、時間外取引で一時6%を超える大幅安となりました
◎7-9月期の売上高は163億3,100万ドル(前年同期比9%増)で市場予想160億9,000万ドルを上回り、一株当り利益も2.65ドルで市場予想2.45ドルを上回りました
◎しかし、AI(人工知能)関連を含み伸びが期待されていたソフトウエア部門の売上高が72億900万ドルと、市場予想とほぼ同水準だったことが失望売りを誘ったようです
◎また、年初来でIBMの株価が3割近く上昇していたため利益確定売りが出やすかったようです
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