【株価が動いた理由】ブロードコム +9.87%~オープンAIとの提携でAI半導体の収益拡大が期待され急騰

【株価が動いた理由】ブロードコム +9.87%~オープンAIとの提携でAI半導体の収益拡大が期待され急騰

ブロードコム<AVGO>

💡株価が動いたポイント

✅2025/10/13(月)終値356.7ドル+32.07ドル

✅始値352.77ドル、高値359.38ドル、安値343.52ドル

✅年初来高値374.23ドル、年初来安値138.1ドル

✅オープンAIとの提携を発表し、前日比+9.87%の急騰となりました


 

◎「チャットGPT」を手がけるオープンAIと、AI(人工知能)向けカスタム半導体やネットワーク機器の共同開発で複数年にわたり協力することに合意したと発表し、買われました

◎この提携では、オープンAIが半導体を設計し、ブロードコムが開発するほか、ネットワーク機器などの周辺システムを統合したサーバーラックとして納入するとのことです

◎契約は2026年後半から29年末までに10ギガワット規模のAIデータセンターを稼働させるという壮大な計画で、契約額は数十億ドルに上ると報じられています

◎オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は「AIの潜在力を解き放つために必要なインフラの構築において重要なステップだ」と述べました

◎オープンAIはこれまでエヌビディア<NVDA>+2.81%製GPU(画像処理半導体)に大きく依存していましたが、独自設計の半導体を導入することで、AIサービスのコスト効率を高め、エヌビディアへの依存度を低減させる狙いがあるようです

◎ブロードコムにとっては、カスタム半導体での高い技術力が評価された形で、AIインフラ市場での存在感を一気に高めることになったようです

◎また、9月にブロードコムが公表した「新規顧客からの100億ドル超のAI半導体受注」について、市場ではオープンAIがその相手と見られていましたが、今回ブロードコム幹部がそれを否定。つまり、今回のオープンAIとの大型契約はそれとは別件であり、同社のAI関連ビジネスの顧客基盤の広がりが示唆されたことも好感されたようです

◎さらに、米中貿易摩擦への懸念が和らいだことから、中国による半導体への規制強化懸念が緩和されたことも背景のようです

◎ブロードコムの株価は、4月7日年初来安値138.1ドルから9月11日上場来高値374.23ドルまで上昇。その後、10月1日安値324.5ドルまで下落しましたが、この日は一時359.38ドルまで上昇しました

 

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