【株価が動いた理由】オキシデンタル・ペトロリアム +5.04%~ウクライナ軍のロシア製油所攻撃で原油価格が上昇しエネルギー株が人気化

【株価が動いた理由】オキシデンタル・ペトロリアム +5.04%~ウクライナ軍のロシア製油所攻撃で原油価格が上昇しエネルギー株が人気化

オキシデンタル・ペトロリアム<OXY>

💡株価が動いたポイント

✅2025/9/16(火)終値47.76ドル+2.29ドル

✅始値45.78ドル、高値47.88ドル、安値45.7ドル

✅年初来高値53.2ドル、年初来安値34.79ドル

✅ウクライナ軍のロシア製油所攻撃で原油価格が上昇し、前日比+5.04の急騰となりました


 

◎ウクライナがロシアの製油所へのドローン攻撃を強めたことで、ロシアの石油供給に対する懸念が高まり、原油価格が上昇し、買われました

◎ウクライナ軍は8月から製油所などロシアのエネルギー施設に対するドローン攻撃を強めており、16日はサラトフ製油所周辺の爆発と火災が伝えられました

◎ロシアの国営パイプライン会社が、攻撃の影響で貯蔵できる原油量を制限していると報じられ、同国の石油精製能力が2022年4月以来の低水準に落ち込んでいるとのことです

◎これにより原油先物価格は、先週末の61ドル台から64ドル台まで上昇しており、エネルギー関連株が買われました

ゴールドマン・サックス・グループ<GS>の推計によると、8月以降の攻撃により操業停止に追い込まれたロシアの製油能力は日量約30万バレルと見込まれ、ロシアで稼働中の石油精製能力全体の5%超に過ぎないとのことです

◎また、イスラエルがイエメンのホデイダ港を攻撃しており、中東リスクが増大していることも原油価格を押し上げているようです

◎また、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを行うとの期待感も、経済活動の活発化を通じて石油需要を押し上げるとの見方につながり、買いを後押ししたようです

◎これらにより、エクソン・モービル<XOM>+2.07%、シェブロン<CVX>+1.42%、シュルンベルジェ<SLB>+1.35%などのエネルギー株も堅調に推移しました

◎オキシデンタルは、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が同社株を大量に保有していることも、注目されているようです

◎またオキシデンタルは、大気中の二酸化炭素を直接回収して活用する「DAC(Direct Air Capture)」という技術にも取り組んでおり、将来的な成長も期待されているようです

◎株価は、1月13日年初来高値53.2ドルから4月9日年初来安値34.79ドルへ下落。その後は9月2日高値48.11ドルまで回復しています

 

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