【株価が動いた理由】ロビンフッド・マーケッツ -3.65%~S&P500に採用されず失望売りで反落、オープンAIが株式のトークン化を否定したことも懸念

【株価が動いた理由】ロビンフッド・マーケッツ -3.65%~S&P500に採用されず失望売りで反落、オープンAIが株式のトークン化を否定したことも懸念

ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>

💡株価が動いたポイント

✅2025/7/3(木)終値94.40ドル-3.58ドル

✅始値95.49ドル、高値95.65ドル、安値92.11ドル

✅年初来高値100.88ドル、年初来安値29.66ドル

✅S&P500に採用されず、前日比-3.65%の下落となりました


 

◎ジュニパーネットワークスが買収されたことに伴うS&P500採用銘柄の入れ替えで、データドッグ<DDOG>+14.91%が選ばれ、ロビンフッドが選ばれなかったことが嫌気され売られました

◎ロビンフッドは時価総額の面などから、S&P500に採用される候補の筆頭と見られていただけに失望されたようです

◎しかし市場では、S&P500構成銘柄と比較しても中位以上の時価総額のロビンフッドはいずれ採用されるとの見方が強いようです

◎S&P500は四半期(3月6月9月12月)ごとの定期入れ替えに加え、企業の合併や株価変動などでも不定期に入れ替えが発生します

◎また、6月30日に発表した株式のトークン化について、オープンAIが提携も承認もしていないと否定したことも、下落の背景のようです

◎オープンAIなどのトークンを5ユーロ相当プレゼントするキャンペーンも発表していましたが、オープンAIは「このトークンを推奨しておらず、トークンの提供にも関与していない」とSNSに投稿しました

◎この株式のトークン化で30日は+12.76%の急騰となっていただけに懸念されたようです

◎しかし、株式のトークン化自体は、米国証券取引委員会(SEC)の委員長が「革新的」と評価しており、今後の大きな発展が期待されているようです

◎また市場では、間もなく成立される見込みの大型減税・歳出法案で、新生児向けの投資優遇口座「トランプ口座」で、ロビンフッドの口座が拡大することに期待する声もあるようです

◎「トランプ口座」は、今年1月から2028年12月末までに米国で生まれた米国市民が対象で、米政府が1,000ドルを拠出し税制優遇口座を開設し、保護者やその勤務先企業などが年5,000ドルまで運用資金を追加できるもので、投資対象は米国株指数に連動するインデックスファンドとのことです

◎6月にホワイトハウスで開かれた関連イベントにロビンフッドの最高経営責任者(CEO)も参加していたとのことで、対象の新生児は年間350万人以上と見られており、現在約2,600万人以上の米国人口座を保有するロビンフッドにとって、大きな新規口座獲得の機会と見られているようです

◎ロビンフッドの株価は、前日2日に上場来高値を更新し100.88ドルまで上昇しました。大台達成で利益確定の売りが出やすかった面もありそうです

 

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