【株価が動いた理由】ロビンフッド・マーケッツ +12.76%~トークン化した株式/ETF/未上場株を取引できるサービスを開始し上場来高値を更新

【株価が動いた理由】ロビンフッド・マーケッツ +12.76%~トークン化した株式/ETF/未上場株を取引できるサービスを開始し上場来高値を更新

ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>

💡株価が動いたポイント

✅2025/6/30(月)終値93.63ドル+10.6ドル

✅始値85.65ドル、高値94.24ドル、安値85.5ドル

✅年初来高値94.24ドル、年初来安値29.66ドル

✅トークン化した株式/ETF/未上場株を取引できるサービスを開始し、前日比+12.76%の急騰となり上場来高値を更新しました


 

◎上場株式やETF(上場投資信託)や非公開株式などをトークン化し、欧州の投資家向けに取引できるサービスを開始し急騰しました

◎株式のトークン化とは、株式をデジタル上で取引可能な単位(トークン)に変換するもので、暗号資産(仮想通貨)などを構築しているブロックチェーン技術を使って実現し、ブロックチェーン上で取引できるようになります

◎このサービスでは、エヌビディア<NVDA>などの米国株、SPDR(スパイダー)S&P500 ETFなどのETF、オープンAIスペースXなどの非上場企業の株式など200銘柄以上が売買できるとのことです

◎この取引は手数料無料で平日24時間取引でき、将来的には365日取引できる計画のようです。

◎市場では、トークン化した株式取引は、現時点では米国の規制が明確になっていないものの、今後の証券取引市場を劇的に変える可能性がある、との見方があるようです

◎また、ロビンフッドは同時に、欧州で暗号資産のビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の最大3倍のレバレッジでの無期限先物取引と、イーサリアムとソラナ(SOL)のステーキング(暗号資産を保有しブロックチェーンの安定稼働へ貢献することにより報酬が得られる仕組み)の開始予定も発表しました

◎この発表においてヴラド・テネフ最高経営責任者(CEO)は、「世界の金融システムのバックボーンとなる可能性を秘めている」「暗号資産は単なる投機的な資産以上のものだということを世界に証明するチャンスが来た」と述べました

◎またロビンフッドは、6月6日のS&P500の四半期ごとのリバランス(指数の構成銘柄の入れ替えや、株価変動に応じて構成比率を見直すこと)で、構成銘柄に採用されると見られていましたが、2022年以降ではじめて構成銘柄の変更を行わないこととなり、採用されず株価は下落しました

◎しかし、S&P500は市場全体に比べて金融株の比率が低いことや、時価総額の面などから、次回9月のリバランスでは採用される可能性が高い筆頭候補の一つと見られていることも背景にあるようです

◎また、ビットコインが引き続き10万ドルを超えて堅調なことや、ステーブルコインに対する期待も支えとなっているようです

◎ロビンフッドの株価は、2月13日高値66.91ドルから4月7日年初来安値29.66ドルへ下落。その後は上昇基調で、この日は一時94.24ドルまで上昇し上場来高値を更新しました

 

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