【株価が動いた理由】アップル -4.98%~中国に累計104%の関税を課すと発表され4日続落し年初来安値を更新

【株価が動いた理由】アップル -4.98%~中国に累計104%の関税を課すと発表され4日続落し年初来安値を更新

アップル<AAPL>

💡株価が動いたポイント

✅2025/4/8(火)終値172.42ドル-9.04ドル

✅始値186.7ドル、高値190.34ドル、安値169.21ドル

✅年初来高値250ドル、年初来安値169.21ドル

✅中国に累計104%の関税を課すと発表され、前日比-4.98%の大幅安となり4日続落年初来安値を更新しました


 

◎中国が報復関税を撤回しなかったことから、米東部時間9日午前0時1分(日本時間同日午後1時1分)から中国製品に累計104%の関税を課すと発表され、売られました

◎あるアナリストは、これによりiPhoneの価格は現在の1,000ドルから3,500ドルになると分析しました

◎アップルは米国で販売されるiPhoneのほぼ100%が中国で生産され、また売上全体の2割近くを中国が占めているため、悪影響が大きいと見られているようです

◎また、大統領報道官が、「トランプ大統領はiPhoneが米国で生産できると信じている」「できないならアップルは米国に5,000億ドルも投じないだろう」と語ったことから、関税の免除も期待できないと受け止められたことも背景のようです

◎これを受けあるアナリストは、投資判断売り」を維持し、目標株価を200ドルから170ドルに引き下げました

◎一方、バンク・オブ・アメリカ<BAC>のアナリストは、歴史的にアップルのPER(株価収益率)が25倍を下回った場合、平均で3ヵ月で7%、6ヵ月で8%、9ヵ月で14%、12ヵ月で17%上昇しているとし、「買い推奨」と目標株価250ドルを維持しましいた

◎この日の下落でアップルの時価総額は2兆5,901億ドルとなり、マイクロソフト<MSFT>の2兆6,358ドルに抜かれ、世界首位の座を明け渡しました

  

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