アプライド・マテリアルズ<AMAT>
◎2024/10/15(火)終値191.02ドル-22.87ドル
◎オランダの半導体製造装置大手のASMLホールディングの決算が予想以上に悪かったことから半導体関連株が売られ、前日比-10.69%の大幅安となりました
◎ASMLは2024年7-9月期の受注額が前四半期より5割少なく、さらに2025年12月期の売上高見通しを下方修正しました
◎また、本来16日に予定していた発表を、15日にWebに掲載するミスがあり、16日に開催される説明会まで経営陣の説明を1日聞けない状態となったことも不安を招き、ASMLは-16.2%の大幅安となったようです
◎これにより、エヌビディア<NVDA>が-4.68%、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>-5.22%、ラム・リサーチ<LRCX>-10.89%と半導体関連株が軒並み大幅安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は-5.2%となりました
◎半導体設備部門は密接に結びついているため、ASMLの半導体製造装置が鈍化すると、アプライド・マテリアルズの製品も影響を受ける可能性があるためツレ安したようです
◎また、米国政府が中東諸国を念頭に生成AI(人工知能)向け半導体の輸出規制を検討していると報道されたことも背景にあるようです
◎ただ、中長期的にはAI半導体関連株の成長は続くと見て、押し目買いの好機と考えるアナリストもいるようです
◎株価は7月10日高値255.89ドルから8月5日安値171.61ドルへ下落。その後はおよそ173~215ドル程度でのもみ合いとなり、この日は一時189.57ドルまで下落しました
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