💡今週のポイント
✅トランプ大統領就任を米国株市場は歓迎ムード
✅米連邦公開市場委員会(FOMC)は現状維持の公算もパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見には警戒が必要
✅今週は、日米で主要企業が決算発表へ
✅日経平均は4万円の大台が厚い壁に
米国株
◎先週の米国株市場は、トランプ大統領の就任を歓迎し、主要指数がそろって上昇
◎ただ、週末は上値の重い展開となっており、高値警戒感も
◎今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)は現状維持の公算も、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見には要注意
◎今週は、メタ・プラットフォームズ<META>、マイクロソフト<MSFT>、アップル<AAPL>、テスラ<TSLA>など主要企業が決算発表へ
日本株
◎先週は、日銀金融政策決定会合では追加利上げも、株式市場は強い動きに
◎ただ、日経平均は4万円を明確に突破できるかが焦点に
◎今週は、ファナック<6954>やアドバンテスト<6857>など主要企業の決算発表に注目
◎引き続き、米国株市場や為替市場の動向に左右される展開か
【キーワード解説】節分天井・彼岸底
・節分天井は、日本の株式市場の格言で、節分の時期(2月上旬)に株価がピークをつけてそこから下落しやすいことを指すアノマリー
・1月下旬から2月上旬にかけては主要企業の決算などを控え、市場が様子見ムードとなることも
・これとセットで、彼岸底という格言もあり、こちらは彼岸(3月下旬)のころに安値をつけてそこから上昇が期待できることを指す
注目イベント(日本時間)
1月27日(月)
・米国:決算発表(AT&T)
・日本:景気動向指数
・日本:決算発表(日立建機、ファナック)
1月28日(火)
・米国:連邦公開市場委員会(FOMC/29日まで)
・米国:決算発表(ゼネラルモーターズ、アールティーエックス、ボーイング、ロッキード・マーチン)
1月29日(水)
・米国:決算発表(スターバックス、ストライカー)
・日本:日銀金融政策決定会合議事要旨(12月開催分)
・日本:決算発表(信越化学工業、サイバーエージェント、アドバンテスト、カプコン、三井住友フィナンシャルグループ)
1月30日(木)
・米国:政策金利発表、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長会見
・米国:決算発表(IBM、ラム・リサーチ、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、サービスナウ、テスラ、キャタピラー、コムキャスト、ダウ、マスターカード)
・日本:決算発表(日本取引所グループ、住石ホールディングス、日本M&Aセンターホールディングス、野村総合研究所、武田薬品工業、日本電気、アンリツ、キヤノン、オリエンタルランド)
1月31日(金)
・米国:個人消費支出(PCE)
・米国:決算発表(アップル、インテル、ビザ、シェブロン、エクソンモービル、アッヴィ)
・日本:雇用統計、東京消費者物価指数
・日本:決算発表(商船三井、塩野義製薬、第一三共、ZOZO、さくらインターネット、小松製作所、富士通、TDK、西日本旅客鉄道、コナミグループ、三井住友トラストグループ)