【今週のポイント】
・米国では、注目のGAFAMが決算発表へ
・重要経済指標では、米国雇用統計、ISM製造業景気指数に注目
・日本は決算発表のシーズンに突入で、好業績銘柄が素直に買われる展開か
・日本株はリバウンドに期待も、変動率が高そうで、乱高下に注意が必要
米国株
◎週末のNYダウは下落、ナスダック総合指数は上昇とまちまちの動き
◎アルファベット<GOOGL>、 <AAPL>、メタ・プラットフォームズ<META>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>などが決算発表へ
◎米国大統領選を翌週に控え、株式市場は値動きの荒い展開となりそう
◎重要経済指標では、米国雇用統計、ISM製造業景気指数に注目
日本株
◎週明けの日経平均は衆議院の選挙結果を受けて安く始まったものの、その後は買い戻しの動きで大幅上昇へ
◎今週は、注目企業が続々と決算発表へ。好決算発表企業に物色が向かうことになりそう
◎衆議院選挙という大イベントを通過。日経平均は選挙前に大きく下げていただけにリバウンドに期待
◎ただ、相場のボラティリティ(変動率)は高そうで、基本的には押し目狙いか
【キーワード解説】ボラティリティ
・ボラティリティとは、株価など資産価格の変動性や変動率を示す言葉
・ボラティリティが高いということは、変動率が大きいことを示す
・逆にボラティリティが低いというのは、変動が少ないことを示す
・一般的にボラティリティが高いほどリスクは大きいが、一方でリターンも期待できる
注目イベント(日本時間)
10月28日(月)
・日本:決算発表(TOTO、日東電工)
10月29日(火)
・米国:決算発表(フォード・モーター、マクドナルド、ペイパル・ホールディングス、ゼロックス・ホールディングス、ファイザー)
・日本:決算発表(小松製作所、日本電気、東海旅客鉄道、キーエンス)
10月30日(水)
・米国:決算発表(アルファベット、ビザ、キャタピラー、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)
・日本:日銀金融政策決定会合(31日まで)
・日本:決算発表(三菱自動車工業、エムスリー、日本M&Aセンターホールディングス、サイバーエージェント、日立製作所、アドバンテスト、京セラ、オリエンタルランド)
10月31日(木)
・米国:個人消費支出(PCE)
・米国:決算発表(メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、スターバックス、ウーバー・テクノロジーズ、マスターカード)
・日本:政策金利、植田日銀総裁会見
・日本:決算発表(デンソー、商船三井、第一三共、住友商事、日本たばこ産業、富士通、ルネサスエレクトロニクス、レーザーテック)
11月1日(金)
・米国:米国雇用統計、購買担当者景気指数(製造業PMI)確報値、ISM製造業景気指数
・米国:決算発表(アップル、アマゾン・ドット・コム、インテル、シェブロン、エクソンモービル)
・日本:決算発表(丸紅、三井物産、TDK、日本航空、 )